このブログ、囲碁と競馬ばかりのような気がして、
最近、気になったニュースの感想でも書いてみます。
昨日、芥川賞と直木賞の受賞者が発表されました。
まず目についたのが芥川賞を受賞された「九段理江」さん。
棋士としては、名字に反応してしまいます。
「九段理江」というお名前は、本名なのでしょうか?
本名なら、非常に珍しいですね。
もし、ペンネームなら何故「九段」なのか知りたいです。
村上春樹さんがエッセイで、
「文筆家は、本名でなくペンネームを使うべし!」
(村上春樹は本名のようです。)
理由は、病院とかで名前を呼ばれると
恥ずかしいそうです。
あれだけ有名になると、そうでしょうね・・・
続いて、気になったのが受賞会見で九段理江さんが
「全体の5%くらいは、生成AIの文章をそのまま使った。」
正直なコメントにびっくり。
棋士は、AIの登場で大きく影響を受けました。
対局中、AIの使用は厳禁です。
小説は5%なら、OKなのでしょうか?
では、100%AIの小説で、芥川賞は受賞できるのか?
しかも、小説は自己申告で調べようが無いので、難しいですね。
これが、絵画や写真等の芸術作品は、どうなるのでしょうか?
便利になったお陰で、難しい問題も出てきました。
囲碁は、AIの影響で同じような布石が増えました。
記憶力が良ければ、だいたい50手くらいは、
AIと同じように打つことも、可能な時代です。
一局が200手として、約25%がAIの影響と
言っていいかも知れません。
昔の碁は、布石から工夫を凝らしてました。
その時代が、懐かしく思う時もあるのは、
古い人間になったからでしょうか。