たかお日記

高尾紳路九段オフィシャルブログです

芥川賞

2024-01-18 17:40:01 | 囲碁

このブログ、囲碁と競馬ばかりのような気がして、

最近、気になったニュースの感想でも書いてみます。

 

昨日、芥川賞と直木賞の受賞者が発表されました。

まず目についたのが芥川賞を受賞された「九段理江」さん。

棋士としては、名字に反応してしまいます。

 

「九段理江」というお名前は、本名なのでしょうか? 

本名なら、非常に珍しいですね。

もし、ペンネームなら何故「九段」なのか知りたいです。

 

村上春樹さんがエッセイで、

「文筆家は、本名でなくペンネームを使うべし!」

(村上春樹は本名のようです。)

理由は、病院とかで名前を呼ばれると

恥ずかしいそうです。

あれだけ有名になると、そうでしょうね・・・

 

続いて、気になったのが受賞会見で九段理江さんが

「全体の5%くらいは、生成AIの文章をそのまま使った。」

正直なコメントにびっくり。

 

棋士は、AIの登場で大きく影響を受けました。

対局中、AIの使用は厳禁です。

小説は5%なら、OKなのでしょうか?

では、100%AIの小説で、芥川賞は受賞できるのか?

しかも、小説は自己申告で調べようが無いので、難しいですね。

 

これが、絵画や写真等の芸術作品は、どうなるのでしょうか?

便利になったお陰で、難しい問題も出てきました。

 

囲碁は、AIの影響で同じような布石が増えました。

記憶力が良ければ、だいたい50手くらいは、

AIと同じように打つことも、可能な時代です。

一局が200手として、約25%がAIの影響と

言っていいかも知れません。

 

昔の碁は、布石から工夫を凝らしてました。

その時代が、懐かしく思う時もあるのは、

古い人間になったからでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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