Walking Holidays ~ニュージーランド編~

大好きなトレッキングを中心にニュージーでの生活を綴ります。なのでWorkingではなくWalking Holidays!

ただいまVancouver。

2012-11-27 | かなのカナダ暮らし。
バンクーバーに来るのは、8月ぶり。
気づいたら3ヶ月も経っていました。

来て思ったこと。

ああ、やっぱり落ち着くな~。

都会だからなのか、海があって空が開けていてひろーく感じるからなのか、
東京とそこまで似ている地形でもないはずなのに、ホッとするのです。

カナダに来てから、いつの間にかロッキーマウンテンで過ごす時間の方が長くなっているのに、
ここに来たら、まるでロッキーでの生活がほんの一瞬の時だったかのように、「当たり前」の時に戻ってきたように感じました。

やっぱり自分は海のそばが好きなこと。
なんだかんだで、都会が落ち着くこと。

山は好きだけれど、山は挑戦の場所。
ホッとするのは、やはり海辺。

カナダに来て、「慣れた環境(ホッとする環境)」と
「好きな環境」ってちょっと違うんだなと認識してます。


久しぶりの刺激に包まれて、おもしろい出来事もありました!

都会には選択肢がたくさん。
お店の種類から、服のデザインまで。
選べるのって楽しいな☆
自分、よくも悪くも、こんな刺激にいつも囲まれて育ってきたんだと、ここにきて実感。

そう、エスカレーターで乗ってからどちらに立つのか忘れていました(笑)。
こちらは関西と同じサイドに立つのですが、もう関東も関西もどっちがどっちだか分からなくて・・・w

都会の醍醐味は、人と人が化学反応を起こして新しい文化が生まれるところ。
もちろん人が集まるからこそ生まれる「負」の部分もあるけれど。


久しぶりに友人たちにも会ったけれど、まるで一時停止ボタンを解除しただけのような、
久しぶりだけれど、久しぶりじゃない感覚。

この3ヶ月は長かったようで、あっという間であったんだな。


気の向くままに朝の海岸を散歩。
レインクーバーのつかの間の晴れの日でしょうか、久々に見た穏やかな海はあまりに美しく。


バンクーバーに来て覚えた「cove」「inlet」という単語(けれど違いはイマイチ分かってないですが・・・)。
夏に行った瀬戸内海のように静かなジョージア海峡に浮かぶCotes島で見た湖のような海。

静かな海を見ていたら、たくさんの思い出がよみがえってきました。

バンクーバーの季節は、まだ秋。
紅葉する木々。
自分の体が覚えている11月の気候と季節がやっと一致した感じでした。

雪がないのがこんなに楽だとは・・・。
自分が思う以上に慣れ親しんだ環境に似た環境に会えたのは、ホッとすることでした。

ロッキーの冬を体験してみたい。
そう決めて残ったロッキーなのに、やっぱりバンクーバーに戻ってくればよかったかなと揺れる心。
カナダの都会の人と自然の付き合い方も、もっと知りたいし・・・。

さて、どうしよう。ロッキーでやるべきことを残してきてしまった。
けれどバンクーバーにも短期間でもいいから再び滞在したい。
自分の気持ちにやさしく、懐にやさしくしつつ、再びプランを練り直します。

カナダを旅立つ日まで残りほぼ一ヶ月。
消化試合のようにはならないように・・・・
新たにトライすることもあってそんな余裕はないと思いますが、悔いが残らないよう過ごしたいと思います。




極北からバンクーバーまでの記 ーYellowknifeー

2012-11-27 | 自然とともに。
カルガリーから飛行機で2時間半。

たった2時間半で行けるのに、世界が違いすぎる。
まずは、小さな空港でシロクマくんたちがお出迎え。

ああ、もはやクマは黒ではなく白いんですね。。

今の世の中、多くの場所には、車、飛行機、あらゆるものを駆使すれば簡単に行けてしまう。
ロッキーに来る時もそうでした。あれ、こんな簡単に来てしまっていいのかな?っと。

けれど、体と頭がついていきません。


マイナス15℃前後の世界。いたい、いたい。
普段生活しているロッキーとは違い、山がなくフラットな風景。

何より、「ああ極北にきたんだ」と実感し感激したのは、高度が低いままの太陽。

これでも、たしか3時位。

沈みゆく太陽。日が暮れると、さらに寒さは厳しく。


「沈まぬ太陽」がここでは見られる白夜、そして明るくなるけれど決して太陽の昇らない日を体験してみたいです。

マイナス15℃前後だと、ロッキーのあるバンフやカルガリーでもよくある気温です。
が、寒い。気持ちの問題なのでしょうか?

いや、けどもバンフでは凍った湖の上をスノーモービルは通れないはず!

湖の上も歩けます。


思わず、はしゃいでみました。