リーツ・ダート・トラック。
それは自分の中では、どのトラックよりも特別な場所。
理由は、他に歩いたトレッキング・トラックとは異なり、バックカントリー・トラックであったから。
ちなみに、「バックカントリー」という言葉、スキーの種類の一つとして聞いたことがある方も多いんじゃないでしょうか。
バックカントリースキーは、スキー場にように整備されている所ではなく、自然のままの雪山を滑るアクティビティーのことですよね。
バックカントリー(Back country)とは、未開拓地、奥地、へき地などといった意味です。
トレッキングでいうバックカントリーは、一般のハイキング・コースのようにしっかり整備された道ではなくて、基本的には自力で方位や道を調べながらwilderness(荒野・荒れ地)の中を歩いていくものです。
話は戻って。
今日は満月。ちょうど一ヶ月ほど前の満月の日を思い出していました。
ああ、もうリーツダートが終わって一ヶ月経ったんだと。
リーツダートのことを書くときは、意気込んで書きたいと思って眠らせていたんですが、記憶が遥か遠くに行く前に書きます。
リーツダートは、はじめてソロで挑んだバックカントリートラックでした。
泊まりがけのバックカントリー自体初めてなのに、一人で大丈夫なのか?
誰かパーティーを組む人がいてくれたら、どんなに心強いか。
け れ ど、
心の底では、一人で挑戦してみたいと思っている自分がいました。
すっごい不安で怖い思いはあるのだけれど、「ソロで大自然の中に身を浸す。」という憧れをやってみたかったから。
結論としては、
ソロ挑戦をしてほんとうに良かった○
けれど、私が行っていた4日間のうち半分は大雨。
どんな天候も想定にいれて行動しなければなりませんが、正直、今までのトリップで大雨の経験がありませんでした。
今回、バックカントリートリップで大雨を経験して、どんな天候、事態に巻き込まれても、自分自身を守る知識・技術がなければソロで行ってはいけない。自分には、その知識・技術が足りていないと痛感しました。
今回は、運良く同じ行程で歩いた人たちが5人いました。
なので、天候が悪いこともあり、雨天時は常に一緒に行動していました。
けれど、もし一人で雨の中歩く事態になっていたら・・・・。
一人では、増水して濁流になっていた川は恐ろしくて渡れなかったでしょう。
増水したせいで通常の歩くルートが川の下に消え、ブッシュの中を藪漕ぎしていくルートを見つけることなど、増水した川を見た瞬間パニックになり、呆然と立ち尽くしていたでしょう。
おそらく、一人だったら、小屋で一日、二日、天気が回復するまで待機するという選択肢をとっていたでしょう。
けれど、たとえ天気が良くても、滑落したり、遭難したら・・・。
もしものために、Personal Locater Beaconというアイテムを持ち歩いていましたが(緊急時にボタンを押すと、GPSが作動し、その情報をもとにレスキューがきてくれるシステム)、そういう問題ではない。
覚悟はもってきたつもりでしたが、自分の技術の浅さと行動を反省しました。
雨でよかったことは、
ふだんの良い天候のときには気づけない、上に書いたようなことに気づけたこと。
そして、一緒に歩けた熟練ハイカーの行動を見て、どういう経験・知識が必要か勉強になったこと。
そして、雨嵐で違った一面を見せる大自然の姿を見れたこと!!
ふだん、あえて大雨の中、大自然の中に挑んでいくことって、あまりないと思います。
(たぶん、台風中継するレポーターぐらいじゃないですか 笑?)
なので、荒々しい姿を見れたのは、まるで想像上の生物「龍」を見たかのように、ただただ圧倒されていました。
あら、リーツダートのことを細かく書こうと思ったら、導入でこんなに書いてしまいました・・・。
ということで、次回より細かく綴っていきます。
リーツ・ダートの写真はこちらへ!!
それは自分の中では、どのトラックよりも特別な場所。
理由は、他に歩いたトレッキング・トラックとは異なり、バックカントリー・トラックであったから。
ちなみに、「バックカントリー」という言葉、スキーの種類の一つとして聞いたことがある方も多いんじゃないでしょうか。
バックカントリースキーは、スキー場にように整備されている所ではなく、自然のままの雪山を滑るアクティビティーのことですよね。
バックカントリー(Back country)とは、未開拓地、奥地、へき地などといった意味です。
トレッキングでいうバックカントリーは、一般のハイキング・コースのようにしっかり整備された道ではなくて、基本的には自力で方位や道を調べながらwilderness(荒野・荒れ地)の中を歩いていくものです。
話は戻って。
今日は満月。ちょうど一ヶ月ほど前の満月の日を思い出していました。
ああ、もうリーツダートが終わって一ヶ月経ったんだと。
リーツダートのことを書くときは、意気込んで書きたいと思って眠らせていたんですが、記憶が遥か遠くに行く前に書きます。
リーツダートは、はじめてソロで挑んだバックカントリートラックでした。
泊まりがけのバックカントリー自体初めてなのに、一人で大丈夫なのか?
誰かパーティーを組む人がいてくれたら、どんなに心強いか。
け れ ど、
心の底では、一人で挑戦してみたいと思っている自分がいました。
すっごい不安で怖い思いはあるのだけれど、「ソロで大自然の中に身を浸す。」という憧れをやってみたかったから。
結論としては、
ソロ挑戦をしてほんとうに良かった○
けれど、私が行っていた4日間のうち半分は大雨。
どんな天候も想定にいれて行動しなければなりませんが、正直、今までのトリップで大雨の経験がありませんでした。
今回、バックカントリートリップで大雨を経験して、どんな天候、事態に巻き込まれても、自分自身を守る知識・技術がなければソロで行ってはいけない。自分には、その知識・技術が足りていないと痛感しました。
今回は、運良く同じ行程で歩いた人たちが5人いました。
なので、天候が悪いこともあり、雨天時は常に一緒に行動していました。
けれど、もし一人で雨の中歩く事態になっていたら・・・・。
一人では、増水して濁流になっていた川は恐ろしくて渡れなかったでしょう。
増水したせいで通常の歩くルートが川の下に消え、ブッシュの中を藪漕ぎしていくルートを見つけることなど、増水した川を見た瞬間パニックになり、呆然と立ち尽くしていたでしょう。
おそらく、一人だったら、小屋で一日、二日、天気が回復するまで待機するという選択肢をとっていたでしょう。
けれど、たとえ天気が良くても、滑落したり、遭難したら・・・。
もしものために、Personal Locater Beaconというアイテムを持ち歩いていましたが(緊急時にボタンを押すと、GPSが作動し、その情報をもとにレスキューがきてくれるシステム)、そういう問題ではない。
覚悟はもってきたつもりでしたが、自分の技術の浅さと行動を反省しました。
雨でよかったことは、
ふだんの良い天候のときには気づけない、上に書いたようなことに気づけたこと。
そして、一緒に歩けた熟練ハイカーの行動を見て、どういう経験・知識が必要か勉強になったこと。
そして、雨嵐で違った一面を見せる大自然の姿を見れたこと!!
ふだん、あえて大雨の中、大自然の中に挑んでいくことって、あまりないと思います。
(たぶん、台風中継するレポーターぐらいじゃないですか 笑?)
なので、荒々しい姿を見れたのは、まるで想像上の生物「龍」を見たかのように、ただただ圧倒されていました。
あら、リーツダートのことを細かく書こうと思ったら、導入でこんなに書いてしまいました・・・。
ということで、次回より細かく綴っていきます。
リーツ・ダートの写真はこちらへ!!