点滴が天敵

自分に“細い”ところがあるなんて
思いもしなかったシウ。

今回、
点滴に苦戦してて
点滴の針を刺すのが常に一苦労なのだ。


月曜日、抗がん剤投与があるんだけど
その後
１日２リットル、
計６リットルの水でその抗がん剤を流す。

その点滴が大変。
大変、って言っても
別に苦痛があるわけじゃないけど。

やっとの思いで入れた点滴ラインを死守すべく
微動だにせずハリツケ状態になったりしている。
（動かすと止まっちゃったりするんだよね）

１日１０時間の予定なんだけど
全然終わらないから、夜中までになっちゃったりして
１滴１滴落ちるのを見ながら
この前の夜はなんとか寝ようと試みた。

でもさ、
考えたら、
寝られなかったら、寝なくてもいいじゃん。
って、思い直す。
しがないヒマな病人、
翌日になって眠くなれば
そのときに寝ればいいんだもの。

点滴の落ちるのを見ながら
“戦わない”という戦い方を学んだ気がするよ。

点滴バッグの大量の中身も
１滴１滴落ちていけば、いつかは終わる。

で、夜中に点滴が終わって解放されたけど
色々考え始めたら寝られなくなって
そのまま起きて、なにやらノートに書いてみたりしてた。

そんな経験も病院ならでは、だね。