★we were on a break★

お久しぶり!

これは、ヤメ時ってことだな。

2008-11-11 11:11:44 | 雑記
近所の小学校に行って
朝、本を読むっていう作業。

自分で選んだ絵本を持ち、
割り当てられたクラスに入る。
たいていは月曜日で
子ども達は休み明けで
ちょっとテンションが上がっていたり、
逆に疲れて下がっていたりというところに
通常授業に入る前のワンクッション、
って役目にもなってるみたい。

昨年度、シウはそこの代表をしていた。
本当は今年度はやめようかと思っていたんだけど、
代表を引き継いでくれた人への義理と、
読み手不足なのが分かっているから
お世話になったことだし、
もう1年、続けてみようと思って、やっていた。

シウはこの活動について
ボランティア、っていう言い方をするのもおこがましい感じがしている。
だいたい、
読み聞かせ、っていう言い方も
なんだか上からの物言いでいや。
わたしたちは特別な訓練を受けているわけでもなく
単に本が好きで
朝、少しだけ時間に余裕があるっていうだけの集団。

そんなシウの気持ちと、
他のメンバの気持ちに最近温度差を感じている。

今朝も現代表から
「ここのところ、
 読み聞かせがあるのを知らず、
 準備をしていないクラスがあるので
 読み聞かせをする環境を整えるように 
 学校側に要求してます。」
というメール。

どうなの?これ。

学校にしたら、
「別に、頼んでね~よ。」って世界じゃん?

準備っていうのは
学習机を下げて、
床に子ども達が座って聞くようにしておく、
読み聞かせのスタッフが到着するのをその状態で待つ、
なんてことなんだけど
スタッフの中には
「御礼の挨拶がない。」とか、
「読んでいる最中におしゃべりしてる子がいて態度が悪すぎる。」とか、
そんな事を真面目顔で言う人もいる。

机なんて下げずに
普通の授業のような形のままでも
本は聞けるし
読み聞かせのスタッフが来るって知らずにいても
すぐに聞く態勢になることはできる。
御礼を言われたいからやっているわけじゃないし、
読んでいる間におしゃべりする子がいるのは
読み手の見た目にも、声にも、子どもの注意を引く魅力がないからだ。

だいたい、見回すと
彼女たちには面白みがない。
昨年度まで一緒にやっていたシウの友人が引っ越してしまって、
シウが友人として付き合いたいと思う人がいなくなってしまったのもあるけど
パっと見て
子ども達が楽しさを感じるような女性がひとりもいない。
皆、小難しい顔をして
ねずみ色の服を着て、
本だけが世の中を救うんだ、みたいな使命に燃えている。

余計なお世話だけど、
人生に遊んだ経験が
一つも無い人たちだとしたら
子どもに楽しさなんて伝えられないんじゃないのか。

ちょっとモヤモヤしてたものの
それでも、子ども達に本を読むのは楽しいから
その一点でシウは活動を続けていたんだけど、
もうやめる。
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2 Comments

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Unknown (sig)
2008-11-12 21:25:20
シウさんの言ってること、拍手。
もし私が子供なら、言いたいこと代弁してくれてありがとう、です。
目的を間違えちゃだめですよね。
誰が主体なのか「御礼の挨拶がない」って
押し付けがましいもいいところですよね。
目的は子供たちを楽しませるとか、
本に興味を持ってもらう、とか、そういうことでしょ。
本を読むほうが、読むことを目的にしちゃだめだと思います。
返信する
sigさん (シウ)
2008-11-12 23:50:31
>>本を読むほうが、読むことを目的にしちゃだめだと思います。

その通りですよね。
シウなんてテキトーな情況ですが
他のメンバはものすごくポリシー持ってやっている人もいて
大人が思う“名作”にこだわりすぎていたりもするんですよね。
それが悪いとは言わないけど、
「私の考えは正しいのだろうか。」と
自問自答する余裕と謙虚さを
誰だって持つべきじゃないかと思うわけです。
返信する

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