「医者に殺されない47の心得~ 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法」 (近藤誠著)。
皆さんこのベストセラーをとなった本、知っていますか。
これが惠子の愛読書だった。いや、バイブルだった。
葬式不要、戒名不要、墓不要が信条の惠子は
すっかりこのタイトルに共鳴していた。
4,5年前、軽い脳梗塞で1週間ほど入院した惠子。
半年ほどは通院して、血圧・血糖値のクスリを数多く飲んでいた。
そして、こんなに大量のクスリを飲んでいて良いわけがない。
突然、そう宣言。猛然とお医者さんに異議申し立てる。
実際、お医者さんも困ったと思う。
そのきっかけを作ったのが、まさに近藤誠さんである。
惠子の心情とこの本がピタッと合った。
以来、医者にかかるのをやめた。
当時脳内出血を起こし通院していた私にも読むことを進めた。
目次だけ見て読まなかった。
ただ、私の担当医に話して飲みクスリを半数にしてもらった。
「医者に殺されない47の心得~ 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法」。
私はこの本を憎む。近藤誠さんを怨む。憎む。
ある意味、近藤誠さんに殺された。
確かに惠子は医者には殺されなかった。しかし、病気には殺されたのである。
惠子はサブタイトルを勝手に書き換えた。「医療と薬を遠ざけて、後遺症と暮らす方法」と。
そして、まっしぐらにその路を歩んででしまったからである。
医者に殺されない47の心得
医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
我が家では、禁書にすべきだった。
願わくは「病気に殺されない47の心得~医療とクスリを近づけて、
元気に、長生きする方法」を読ませておくべきだった。
そういう本があるならば…。
どなたか、そのような本、知りませんか。
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