2月7日・金曜日
一日も早く惠子を預かってもらうべく、近くのデー・サービスに直接頼みに行った。
5時間もベッドの下に横たわっていたとの話をしたら、まあ、可哀想に。と驚いていた。
私の所では今のところ空きがある。受け入れ可能です。担当のケア・マネージャーに相談しなさい。
すぐ対応してくれますよ。とのアドバイス。
ケア・マネージャーの若い女の子に電話。当たってみますから、夕刻まで時間を下さい。
5時頃に連絡あり。要介護度は3~4の認定はないかと思う。それなら介護保険でまかなえる。
月曜日にデイサービスの契約をします。そうするとすぐに預かってもらえます。
助かった。ここしばらく味わったことのない、喜びの感情がわき上がってきた。
ありがとう!! 思わず知らず、そう叫んでいた。
わずか3、4日間で,優秀で気位の高い惠子が壊れてしまた。
30歳ほど一気に機能が低下。老けた。残酷だ。
一体に人間って,何なんでしょうか。人生って,何なんでしょうか。
新たに生まれてくる赤ん坊にはまぶしいほどの意味があり、
老いさらばえ,朽ちて行く人は悪臭を漂わせる以外、何の意味もないように思える。
動けない、話せないと彼女は悲嘆にくれています。
これまでの世界とは違う、新しい世界に私は入った。
私はあなたたちとは、別次元の人間になった。
身振り手振りで、そう宣言。新しい世界はそれなりに魅力的なはずだ。
そう言って一瞬笑いかける。しかしすぐさま涙と共に表情はゆがむ。
顔覆って、泣く。いたたまれない。
年を取るということは、悲しく。「あ・わ・れ」なことなのでしょうか。
明日は東京も大雪とのこと。シンシンと降り積もれ。すべてを覆ってしまえ。
最新の画像[もっと見る]
- 30日の朝、連れに行くと確約する。果たして…。 11年前
- 楽観論者の惠子。人一倍心配性の私。 11年前
- こんな私でも、愛してる? 夫婦って、何だ。 11年前
- こんな私でも、愛してる? 夫婦って、何だ。 11年前
- 何も直せない。病院にいてはだめ。と言い募る。 11年前
- 限度額適用認定書と要介護認定。この世はそれほど悪くはない。 11年前
- 退院したところから、始まる。 11年前
- 何のために生きるのか。明るく行こう。 11年前
- ケイ子さんは元気? 聞くな! バカヤロー!!! 11年前
- 親子の断絶。つらく、悲しい。 11年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます