再構成画像とは
CTやMRIの画像を加工して、病変を立体的に表示したり様々な角度から観察するようにしたものです。画像を加工するには専用のソフトやワークステーションが必要で、メーカーによって機能に違いはありますが、大きく分けて以下のような加工法があります。
・ボリュームレンダリング(VR)
・Multi Planer Reconstruction(MPR)
・Curved Multi Planer Reconstruction(CPR)
・Maximum intensity Projection(MIP)
・Virtual Endscopy(VE、仮想内視鏡)
当科では依頼に応じてこれらの画像を作成しています。他科の先生でも読影室に来られてご自分で作成されている方もいらっしゃいます(実際に治療や検査手技をされる先生が作成されるほうが、有益な情報が得られやすいと思います。3DCTを依頼することは多いが、いままでワークステーションを見たことも触ったこともないという先生がおられましたら、一度読影室に足を運んで頂けたらと思います)。
AZEにて画像加工中の光景 もやもや病Partial MIP作成中
*以前ブログにアップしたVR画像のご紹介は以下をご覧ください
当科での画像処理について-3D作成編-
CTやMRIの画像を加工して、病変を立体的に表示したり様々な角度から観察するようにしたものです。画像を加工するには専用のソフトやワークステーションが必要で、メーカーによって機能に違いはありますが、大きく分けて以下のような加工法があります。
・ボリュームレンダリング(VR)
・Multi Planer Reconstruction(MPR)
・Curved Multi Planer Reconstruction(CPR)
・Maximum intensity Projection(MIP)
・Virtual Endscopy(VE、仮想内視鏡)
当科では依頼に応じてこれらの画像を作成しています。他科の先生でも読影室に来られてご自分で作成されている方もいらっしゃいます(実際に治療や検査手技をされる先生が作成されるほうが、有益な情報が得られやすいと思います。3DCTを依頼することは多いが、いままでワークステーションを見たことも触ったこともないという先生がおられましたら、一度読影室に足を運んで頂けたらと思います)。
AZEにて画像加工中の光景 もやもや病Partial MIP作成中
*以前ブログにアップしたVR画像のご紹介は以下をご覧ください
当科での画像処理について-3D作成編-
全く、その通りなのですが、その暇がないのではないでしょうか?(放射線科も忙しいでしょうが、他科の先生方ももっと忙しいことと思います。)
それから、3D作成に長けた技師の育成も必要と思います。民間病院では、3Dなんて技師さんの仕事です。3Dに長けた技師さんを臨床医および放射線科医が育て、ともに成長していければいいのにといつも思います。
医師でなくては困る仕事と、医師でなくても困らない仕事を分別する必要性があると思います。
こういった問題は、私が研修医のころ(約10年前)から、全く進歩がありません(特に大学において)。医師がボランティアで仕事をする時代は終わっています。そろそろ、自分たちで自分たちの首をしめることはやめるべきです。
医療資源は無限ではなく有限です。限られた資源を有効に活用しましょう。
診断手技や治療手技のための解剖の理解が必要なら、理解すべき人がCGを作成すればよいのだと思います。
診断やレポート作成にあまり関係ないケースに関しては余裕のある限りでしか作成していないので、余裕があるときは丁寧に作るし、余裕がないときは一応って感じで簡単に作成しています。
当院でもCTが更新になった際には、3D作成については色々と検討する必要がありそうですね。