人生100年時代の人生設計と稼ぎ方をどうするか?
60~70代にも稼ぐ将来の設計とは?
自分が一番不安に感じているところです。
平均寿命が100年に長くなるにつれて、これまでの典型的な図式であった「教育→仕事→引退」という3つのライフステージから、働く期間が長くなることで、スキルの価値が変わるのではないか、という警鐘を鳴らした本です。
実際に、50代で役職定年を迎え、75歳まで働くとすると、その年代に焦点を当てて、どんな準備ができるかが、長い人生にあってとても重要であると自分も感じます。
一つの組織に所属して、余生を送ることは、事実上不可能であり、必ず転職を含めたライフシフトが必要になる、その時に備えて、どのように能力構築をしていかなければならないのか、ということがとても重要になってくると思います。
この本は、自分が生き方をいろいろと考えさせられるきっかけになりました。また、この本が、社会に与えた影響は本当に大きいと思います。
「人生100年時代」という言葉は本当によく聞くようになりました。
この本は、様々な世代にとって、「人生設計」を考える上での基本書であると思います。
〇私が得た学び
単純に「余暇(recreation)」をすごすのではなく、「再創造(re-creation)」をしなければならない。
AIに取られない、短期的には身に着けられないスキルを自分なりに開発して、独自のポジショニングを確保していかなければ、生活することもままならないかもしれない。
〇今後求められる資産と生き方
このためには、次の3つの資産を持つことが重要であるとされています。中でも、特に、重要になるのは、「変身資産」ということになりそうです。
「生産性資産」・・・所得を増やすのに役立つスキルと知識
「活力資産」・・・肉体的・精神的な健康・友人関係やパートナー
「変身資産」・・・自分についてよく知っておくこと、多様性に富んだ人的ネットワークを持っていること、新しい経験に対して開かれた姿勢を持っていること
また、組織によりかかった生き方もあるのでしょうが、より自由で自らの発意で独立して生きていく生き方がより一般化するのではないか、とみられています。
「エクスプローラー」・・・身軽に、敏捷に動き、周囲の世界で何が起きているのかを知り、自分が何が得意であるのかを知る。
「インディペンデント・プロデューサー」・・・会社を興すのではなく、一時的なビジネスを継続して、独立した立場で生産的な活動に携わる。素早く実験を重ねて、何が有効かで、何がうまくいかないかを学ぶ。物事を生み出し、克服できる行動指向の人物である。
「ポートフォーリオ・ワーカー」・・・様々な活動を同時並行に取り組む。
こういう時代になってくるとなると、組織の中で肩で風を切っているような人たちが、独立して個人として働くというのは、人間関係の構築から始める必要があり、相当大変だろうなと思います。このため、自分も人に対する当たり方を非常に強く考えるようになりました。
佇まい、人に対する姿勢そのものをゼロから見直す必要があるのだろうと思います。
<このブログの管理人>
40代中年男性。
40代中年男性。
人生100年時代をどう生き抜くか、人生の羅針盤を探して、「心の放浪中」。
こんなブログを読んでいただいてありがとうございます!