中年男子も、一歩、一歩、前へ

書評、痩せた、英語、音楽、魁!バイク、食、旅・・・

バイク:どの部位に効くのか

2011-02-28 05:02:46 | 魁!バイク
バイクに乗っていると、予想以上に体を使っていることを感じます。

以下は自分の経験からの簡単なまとめです。マニュアル車が前提ですが・・・。

①股関節
 ・・・なぜ股関節?と思うかも知れませんが、バイクでは、ひざで
    タンクを挟み込んで、車体を安定させます。これを「ニーグ
    リップ(knee grip)」というそうですが、これを長時間やる
    のは結構きつい。

    おっさんが電車に乗っていると、年配の方ほど「がに股」に
    なっている様に思いますが、あれは、体幹の筋肉がゆるんで
    いるから何ですね。しかし、バイクでは、右に左に倒して走
    っていきますから、タンクをはさんで、安定させないと危な
    い。逆にヤンキーの人たちが、がに股で「敢えて」タンクを
    はさまないで走っていることもありますが、あれは「ニーグ
    リップなんていらねぇ」、と誇示しているようにも見えます。
    教習所では、ニーグリップができないと、平均台をクリアす
    るのが、大変難しい気がします。

    それから、バイクの重量はだいたい200kgくらいで、そ
    れにガソリンが10~15l入り、自分の体が乗ってますの
    で、それを交差点で止まるたびに、バイクを自分の体で支え
    ますので、もちろん垂直でほとんど効かないにしても、少し
    の傾きはあるでしょうから、長い時間乗れば地味に効いてい
    る可能性があるのではなかろうかと思います。


②左手
 ・・・ずっとクラッチを握っているので。
    教習所は遅いバイクの動きを徹底的に仕込まれます。
    基本は1速とか2速とか。
    そうすると、特に1速ではクラッチを握りっぱなしになるので、
    最初は左手がどうにかなりそうでした。
    バイクに乗っている今は、体が慣れたこともあるほか、Nを使って
    いるのでそういうことはなくなりました。


③左足首
 ・・・ギアを変えるのは、左足。
    ギアは、
    ロー(1速)→N(ニュートラル)→2速→3速→4速→5速→6速
    となっており、踏むと下がり、つま先で下から上に上げると、
    上がります。
    ずっとカチャコン、カチャコンやらないといけないので、
    左足はずっと使いっぱなしになります。

    具体的には、自動車のマニュアル車に乗られる方は分かる
    と思いますが、交差点に来る度に、Nに落とさないと行け
    ない。そうしないとずっとクラッチを切り続けないと行け
    ないので、一日走ると、左手が疲れてどこかで気が抜けて、
    エンストしかねないのであります。
    それから、走り出すたびに、上げていかないと行かない。
    これってかなり地味な運動ですが、つま先でそれをずっと
    やる必要があります。
    このためか、バイクを買って、最初に痩せ始めたのが、足
    でした。

④右足首
 ・・・後輪ブレーキは、右足。
    低速になると、右手で扱っている前輪ブレーキでは効き過
    ぎになるので、車体の安定性を保つためには、後輪ブレー
    キを踏まないと行けないのですね。これもそこそこ使います。
    高速でやると、後輪が滑りかねないので、気をつけましょう。


<このブログの管理人>
40代中年男性。
人生100年時代をどう生き抜くか、人生の羅針盤を探して、「心の放浪中」。



最新の画像もっと見る