PRESSな時間

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2012-12-26 20:38:20 | 社会

12/26「着せ替え人形」
少女時代に「着せ替え人形遊び」と言うものが流行った。
いわゆる
「リカちゃん」や「バービーちゃん」
と言った人形に色々な服を着せて
家族ごっこをする.と言うものだ。
いとこが洋裁の技術を持っていたので
余り切れで色々な服を作ってくれた記憶がある。
さて、
選挙になるとよく
「選挙の顔」
と言う事が言われる。
その政党の広告塔になる人物がその
「選挙の顔」
と言われる。
また、
政党の
「政策」
も政党がまとう服の感がする。
原発関係でも
或る首相は
「世界最高水準の原発を目指す
」といい、
次の首相は
「安全第一の原発」
と言う。
また、
政治は
原発と言う人形に色々な服を着せ替え
、国民に見せるのだが、
「原発」」
と言う人形本体は変わらない。
さらに、
この人形にお金と言う鞄を持たせ
、贈り物として住民に差し出す。
更に
、毎年
交付金
と言う新しい服を買い与えて
相手を満足させる。
選挙の時も
「見返り」と言う服を与える。
そうする事によって
お互いが満足出来る関係を長い間築き上げて来た。
人形遊びは本来なら与えられる方は
やがて大人になるので
飽きてしまうのだが、
この遊びには飽きる訳にはいかない。
自分たちが大人になっても
人形を放り出す事は出来ない。
なぜなら、
その人形は2万5千年後迄も
人間に取って
猛毒
を持ち続けるからだ。そして、
その責任は誰も取らない。
選挙の顔は変わっても
、その猛毒は変わらないのだ。
言葉の服は変わっても原発と言う本体は変わらない。
服装だけで判断していた私達だが
、福島の事故以来
、本体たる原発の方にも目を向け始めた私達は
着せ替え人形から卒業しなければならない。


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