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2013-06-23 19:49:43 | 社会

6/23「私は貝になりたい」
白黒テレビの時代だったか
テレビのドラマに「私は貝になりたい」と言うタイトルのドラマがあった。
理髪師だった男が召集令状で戦地に赴く。
しかし、C級戦犯で法廷に出され
裁かれた後に言う言葉が
「私は貝になりたい。深い海の底に沈んで黙っていたい。」
と言うセリフで終わる。
 今日大阪であった「飯館村」村民の方の講演会で
発言者の長谷川さんは
「原発事故さえなかったら、、、」
と書き残して世を去った知人の話をされていた。
また、
「お墓に避難します。」
と言う言葉を残して
この世を去った方の話もされていた。
 これらの言葉の数々は
正に
この「私は貝になりたい。」
と言うセリフと
同じ意味を持つものだと思っている。
なぜなら、
 今の日本は貝になった方が得だからである。
 黙っていれば何の変化もなくただ時間だけが過ぎてゆく。
そうすれば日常生活に何の障害もないのである。
テレビを見て
「なんてこった。」
と嘆いては見るものの、
行動しなければただのため息で終わってしまう。
だからと言って
行動をする気力もなく、
その場が過ぎれば
また、お天道様がやって来て、
ご飯を食べ、レテビの前に座る。
それが一番安楽で
しかも、安価な生活であると思えば、
そうした方が得策なのである。
私自身もそう生きていこうと思っていたし、
いまでも、
その方が良いのではないかとも思う時がある。

しかし、
天には、容赦なく放射性物質がグルグルと回り
、どんなに防護をしたとしても、
体外からの内部被曝をするのである。
黙っていた方が得策なのか?
それとも、それを怒りに変えた方が良いのか?
貝の様に口を閉ざして考えたいと思っている。。

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