11/30「原発と特定秘密」
今日新潟では「原子力市民委員会の意見交換会in新潟」が開催された。
私は配信でこの会を観たのだが、
委員会では「原発事故と特定秘密保護法案」との関連は一切語られなかった。
無論
、この委員会の中間報告が発表された時点では
この法案が世に知れてなかったので無理も無かったのだが、
今後、
この法案がもし、成立したらどうするのか
又、日本版NSCが開始されたらどう対処するのかと言う問題も
議論の対象になって来ると思う。
それはさておき、
国会審議の中で「原発、および、スピーディ、避難経路」などの
原発関連の特定秘密の取り扱いに関して、
この法案に関しての反対派や、
脱原発を推進する団体はどのように対処すべきなのかと言う問題を余り聞いた事が無い。
なので、
私なりにこの問題の論点を整理してみるとこうなる。
1そもそも「原発に関するあらゆる問題」は特定秘密になるのか。
2事故が発生した時、スピーディの拡散予測は特定秘密になるのか。
3福島事故の検証は「特定秘密」になるのか。
こうして観るとわずかな審議時間では
全くと言って良い程議論がなされていない。
そして、仮に成立してしまったら、
この様な疑問が解決されないまま、
何時、何時特定秘密に指定されるか解らないのである。
そうした時に
私達は全く秘密を知らないままに事故を指をくわえてみていなければならないと言う事態に遭遇するのだ。
また、
万が一、事故現場に遭遇したとしても、
それは「観ていなかった」と言うことになり、
伝言する事は不可能になってしまうのである。
その為にもこの「特定秘密保護法案」の成立を
断固として反対、阻止しなければならないと思っている。
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