PRESSな時間

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2013-04-25 20:25:55 | 社会
4/27「7番目の恐怖」
今日横浜市営地下鉄に乗車していたら
車内新聞で
「四国電力が伊方原発の再稼働を国に申請した」と報じていた。
数日前には国が
「今夏の電力の需給予測」を発表し、
今度は、
ゴールデンウイークで国民が浮かれている時に
再稼働がひっそりと発表され、
参院選後には
今度は正々堂々と原発が再稼働される事になる。
何ともマスコミの誘導とは対したものである。
色々な意見もあると思うが
2年が過ぎた今日でも
フクシマ事故の原因が究明されず、
また、収束もままならない中で、
野田前首相による「収束宣言」と
それに続く、「4大臣の了承」で
大飯原発は再稼働されると言う、
海外から見れば
「前代未聞」の政治判断に依って
原発が動いていると言う事実は
福島の悲惨な状況と共に、
人々の記憶から徐々に遠のいていくばかりである。
更には
「がれき処理」と言う名目で
放射性物質の拡散をしていると言う事実も
諸外国から見れば日本が奇異な眼で映るのではないかと
心配でたまらない。
これだけでも
「何とかならないか」
と悲鳴を上げたくなるのだが、
大飯原発に続いて伊方原発も再稼働をすると言う,
この事実を
どう解釈したら良いか言葉に苦しんでいる。
なぜなら、
今年に入ってから日本列島は中規模な地震が多く発生しており、
民放レテビでは「数ヶ月後に大規模な地震が発生する」と言う予測が
報じられているにもかかわらず、
原子力規制委員会の席上では、この事について何の議論もされていない。
また、安倍首相は原発の新規増設について積極的な発言もしていると報じられている。
このような
「原発先祖帰り」
の状況の中で
大飯原発が9月まで運転を続けられていくと言う事、
更に
伊方原発が再稼働されると報じられたと言う事は
本当に日本が
「世界でも唯一の被ばく国」
と名乗れるかどうかの瀬戸際に来ていると言っても過言ではあるまい。
折しも,
今日私は東京,世田谷で開催されている「DAYS」の写真展を見て来た
。この写真展の中にある、
少女が放射線量を測定している場面を
四国でも見る事になるかもしれないと思ったとたん、
「お願いだからやめてほしい。」

祈るのは私だけなのだろうかと思うと、
下を向いてしまった。

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