PRESSな時間

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2013-05-28 19:23:47 | 社会

5/28「途上の航跡」
今日衆議院1国際会議場では、
「夏の参院選で脱原発を争点に」
の院内集会がもたれた。
いつもの事だが、
「脱原発法案」の集会には人が集まらない。
いわゆる
「活動家」と言われている人々も
ほとんど来ない。
しかし、
一回参加してみると判るのだが、
この集会では
「参加者の意見」を聞く時間が設けられていない。
つまり、
一方的な集会なのである。
それに比べて
昨日、参院議員会館で行われた、
山本太郎氏の事実上の出馬宣言集会には、
脱原発の活動家参加し、
又、
いわゆる野党の首脳陣も出席していた中で
けんけんがくがくの大議論があった。
今度の選挙では
「憲法改正」「TPP参加問題」「原発再稼働問題」など、
国内外の大問題が山積している中での選挙のはずである。
しかし、
このような問題が大手マスコミに取り上げられないので、
「自民党の圧勝」
と言う世論が
もう既に出来上がっているのが実態である。
このままで行けば、
最近起こった東海村の放射能漏れ事故や、
原発再稼働問題など、新聞紙上の片隅に追いやられてしまう可能性が大きい。
また、
福島事故に関しても、
警戒区域が全て解除になり、
大手各社は福島県については
「復興は載せても、原発被害は載せない。」
と言うスタンスを貫き通すだろう。
今でも
原発事故の自主避難者達の取材は
「生活が大変」
と言う言葉は活字になるが
「健康被害」については活字にならない。
と言う言葉をよく聞く。
首都圏での汚染についても
私の住んでいる自治体での空間線量の測定は既に終了していて、
今では
「何事もなかったかの様な」
空気が蔓延している。
このような空気感の中で
「放射能被害」
について語ると言う事はかなり難しく、
昨日あった議論の様な事は期待出来そうにない。
そうなると私自身、
「ダルマの様に」
手も足も出ないと言う虚無感の中で
毎日を過ごしている。
しかし、
今日の集会の中で鎌田荢さんが
「今,私たちは次ぎのテップへの途上にあります。」
と言って下さった。
嬉しい限りである。
私たちはこの
「途上の航跡」を感じつつ、
明日、「脱原発」が出来ると
信じて歩んでゆきたい。

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