PRESSな時間

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2013-02-20 21:06:35 | 社会

「深刻な状況」
今日、ラジオを聞いていたら、滋賀県大津市で「子どものいじめ条例」が出来たとの報告があった。
しかし、
その内容の中には「子ども同士がいじめを通報し合う」と言う内容(第7条)があると言う事で
尾木ママが「この条文は第三者委員会でも議論しなかったし、パブリックコメントでもかなりの批判が有ったにもかかわらず」
「なんで入れたのか」
と大変憤慨した様子で語っていた。

確かにこんな条文を入れたら、
「おまえチクっただろう」とか「密告」などと言う言葉で逆にいじめにあったり、
「何で変わらないのか」
と言う事で自殺してしまう事もあるかもしれない。

これは私自身が考える事だが、

「いじめ」は社会の縮図であり
、大人社会を変えなければなくならないと思う。
色々なツイートなどを見ていても、
日本の社会構造が変化しないと世の中は変化しない。
もっと究極的なことを言うと、
日本人の気質に変化がなければいじめはなくならないと思う

。更には
「貧富の差」や「性、人種、職業の差別」
が撤廃されないと
いじめはなくならないと思っている。

しかし、
人間は心においても、行動においても、
「自分をより、有利にしたい」
と言う欲求があり、
その欲求が満たされないと他者を差別したくなる。

だから、
いじめ問題は人間の本能とも言うべき問題なのかもしれない。
それを今度は法律(この場合は条例)で押さえつけると言う
人間性を無視した事を行おうとしているのだ
。また
、条例で決まったとすれば今度は更なる陰湿な「いじめ」が横行し
表面だけの平穏が保たれる恐れがあるに違いない。

私はいま
、滋賀県の例を語ったが、
この事は「フクシマ」でも、言える事だと思う。
表面上はなんでも「法律」で決められ、
おだやかな日々が戻ってるが
内情は最悪の状態に突入していると言っても過言ではない。

これぞ、「日本病」の正体であり、
日本が未来を持つか否かの分岐点であるに違いないと思う。

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