わらぐつに神様
新潟県上越市高田在住の児童文学作家 杉みき子さんの作品
“わらぐつのなかの神様”の中の一節
“わらぐつはいいもんだ。あったかいし、かるいし、すべらんし。
そうそう、それに、わらぐつのなかには、神様がいなさるでね“
これを読んで、わらぐつの履き心地、暖かそうで、軽そうで、神様がいるなんて
履いてみたいですね!
わらぐつ作りの文化を継承していく活動を、NPO法人頸木野郷土資料室の方ヶが、
始められたとの事です。
上越市桑取谷の西横山集落に住んでいる、藤塚さん(80歳女性の方)
に依頼し、わらぐつを制作し、販売して行くとの事です。
今では、見る事の無い“わらぐつ”ですが、当時は雪深い地域では
なくてはならない必需品で、地域の方がつかう人の身になって、心をこめて作った
“わらぐつ”には神様が入っていると伝えられています。