1月9日(木)
寒くなった。一度、ヒビが切れると、なかなか治らない。
先日、品川駅から乗ったタクシーの運転手さんが言った。
「この調子では、冬は来ないんじゃないですか」
「いえ、東京では二月、三月頃に雪が降りますよ」
と、私は答えた。
そう、雛祭りの日に雪が降った思い出がある。
あの頃は、暖房の設備も満足ではなかった。
丁度、学芸会があって、学習机を集めた即席のガタガタ舞台だったが、楽しんで演技をしていた。
今、考えると、物は無かったし、石炭ストーブの設備しか無かったが、満足感だけは十分にあった。
幸せな時だったと、今では思う。
あれからは、雛祭りと言うと、東京を襲った雪を思い出す。
渋谷の坂道は雪で大変だった事も……
話は続く。
「東京へ来てから、まだ日が浅いのですが、暖かくて暖房もつけませんよ。布団だけで大丈夫です」
東日本大震災の被害者である彼は、独りで上京して、タクシー会社に勤めたのだそうだ。
もともと、家族がいないので、気楽に過ごせているのだろうが、仕事柄、大都会の地理を覚えるのは大変だろうと尋ねた。
「そりゃあ、大変ですよ。でも、なんとか、この辺は…」と笑う。
「私達、時々、御茶ノ水まで行くのだけど、そう言う時だったら道を教えて上げられたのにね」
と、言いながらタクシーを降りた。
東京には色々な人が大勢集まって来る。そうした中で、あの大震災に遭って、家を失い、家族をなくした人々が、新しい居住地を求めて、独りで懸命に生きているのだと、今更ながらに強く感じた一時だった。
一見、気楽そうに見える中年の運転手さん、安全運転に気をつけてがんばって下さい。
宮城県よりは暖かい東京だって、寒い時はあるのだから、風邪をひかないようにしてネ!
寒くなった。一度、ヒビが切れると、なかなか治らない。
先日、品川駅から乗ったタクシーの運転手さんが言った。
「この調子では、冬は来ないんじゃないですか」
「いえ、東京では二月、三月頃に雪が降りますよ」
と、私は答えた。
そう、雛祭りの日に雪が降った思い出がある。
あの頃は、暖房の設備も満足ではなかった。
丁度、学芸会があって、学習机を集めた即席のガタガタ舞台だったが、楽しんで演技をしていた。
今、考えると、物は無かったし、石炭ストーブの設備しか無かったが、満足感だけは十分にあった。
幸せな時だったと、今では思う。
あれからは、雛祭りと言うと、東京を襲った雪を思い出す。
渋谷の坂道は雪で大変だった事も……
話は続く。
「東京へ来てから、まだ日が浅いのですが、暖かくて暖房もつけませんよ。布団だけで大丈夫です」
東日本大震災の被害者である彼は、独りで上京して、タクシー会社に勤めたのだそうだ。
もともと、家族がいないので、気楽に過ごせているのだろうが、仕事柄、大都会の地理を覚えるのは大変だろうと尋ねた。
「そりゃあ、大変ですよ。でも、なんとか、この辺は…」と笑う。
「私達、時々、御茶ノ水まで行くのだけど、そう言う時だったら道を教えて上げられたのにね」
と、言いながらタクシーを降りた。
東京には色々な人が大勢集まって来る。そうした中で、あの大震災に遭って、家を失い、家族をなくした人々が、新しい居住地を求めて、独りで懸命に生きているのだと、今更ながらに強く感じた一時だった。
一見、気楽そうに見える中年の運転手さん、安全運転に気をつけてがんばって下さい。
宮城県よりは暖かい東京だって、寒い時はあるのだから、風邪をひかないようにしてネ!
小学校の教室の石炭ストーブ懐かしいです。
当番が石炭をもらいに行って、教室のストーブをつけて・・
暖かいことの有難さを感じることができました。
曜日が、ひらがな表記で面白いですね。
早速有意義に利用させて頂きます。
いつも御心に掛けて頂きまして、ありがとうございます。
「萌黄色」が新春らしくて素敵です!
今年もよろしくお願いいたします。
一寸、時間がかかりましたが、お届け出来て安心しました。
相変わらずのものですが、今年もよろしくご笑覧いただければ嬉しいです。
ストーブの焚付けは、私の右に出る者は余りいないと自負していました。
今でも、山の『薪ストーブ』は、私の役割です。
ストーブの赤々と火が燃えるのは、心地好いものですね。
今年もよろしく、カレンダーを可愛がって下さいね。
利用して下さるなんて、大変嬉しいです。
それに、何時も感想をお寄せ下さって、一層、やる気が出てきます。
これからもよろしくご批評下さい。
毎年の事で、あまり変化が付けられませんが、何とか表記を工夫するなど、色々と試しています。
あなたのご様子も、知らせて下さいね。
今日も良いお天気だけど寒いですね~(+_+)。
1月のカレンダー頂きました。
平仮名の『うま』と『曜日』が新鮮ですね。
PCの横に置いて、大切に使わせて頂きます。
有難うございました。
小学校時代の石炭ストーブ、懐かしく思い出しました。
石炭をバケツに入れてくれた用務員さんの松山さんのお顔まで
憶えていますよ。
優しい方でしたね。
今は区立小でも冷暖房完備、校門前には警備員さんが
立っています。
世の中、変化していますが、昔が懐かしいです。
今年もカレンダーを続けるつもりです。可愛がってやって下さいね。
せめて、文字の表記を変えてみようとして、簡単に出来たものです。かえって、新鮮に見えましたか?
松山さんと、もう一人の小父さんは、体型が全く異なっていましたが、良い方達でしたね。
今も思い出します。
子供の頃の想い出って、良いものです。私もコドモだったかな?