桜子でーす

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御茶ノ水は相変わらず

2012年12月14日 | 日記・エッセイ・コラム
12月13日(木)

目が覚めたら、既に携帯電話の目覚ましは終わっていた。
「f駄目ね!」昨夜、おそく迄起きていた所為だ。

昨夜のNHKスペシャルでは(救えなかった命~双葉病院 50人の死)が放映されて時間が経つのを忘れてしまったのだ。

東日本大震災で福島原子力発電所が破壊し、双葉病院では病院施設に併設された老人保健施設では200人を越える寝たきりの高齢者が取り残された。更に過酷な輸送中にも50人が亡くなった。
この記録では病院の関係者達の証言で多くの課題と反省が出て、二年経った今も大きな社会問題となっている。

見ているうちに、これは他人事では無いと、しみじみ思った。私も『老人』の一人だものね。真面目に考えなければ…
しかし、中にはここで死んでたまるかと必死に努力した人もいるとか…聞く。
避難箇所に直接行かないで、放射線の検査を行ったとか聞いている。緊急の事態で考えるゆとりもなかったのだろうが、身動き一つ出来ないお年寄りに対して、どんな扱いをしたのだろうか?

痛ましい思いと、腹立たしさを感じたが、これは我々にも通じるのだと気付いた。検査と言えば、終戦時、引き揚げの際にDDTの粉末をかけられた事を、今でも思い出す。こう言うショッキングな経験は、決して忘れられないものだ。

お年寄りを始め、関係した多くの方々にとって、この悪夢の様な事件を決して忘れられないだろう。我々も真剣に考えなくてはいけない問題だ。

S先生にこの事を話す。自分達が逃げる場所は人に頼らず、自分で判断して行動するしかないと結論づける。
先生とお話しするのは楽しいが、未だ、7人も患者さんが待っているとうかがって、少し、しゃべり過ぎたかな?と思った。でも、御茶ノ水へ来た甲斐があったと言うもの。
12月のカレンダーはなかなか面白いとおっしゃって、机の前に飾って下さった。

御茶ノ水駅前の壕に二艘?の大きなハシケがとまっている。まさか、お堀を埋めるのでは無いだろうな?と心配になる。

コートを着替えて家を出たが、思いの外、暖かな日だった。
疲れて、パソコンの前で居眠りをしてしまった。少しの外出でこの有様。
折角買って帰った弁当は、姉に気に入られなかったらしい。ざんねん!





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