下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です
4月8日午前、小室圭さんが、代理人である弁護士を通じて、母親である小室佳代さんと元婚約者の男性との金銭トラブルについて、経緯を説明した文書を公表した。計28ページにわたり、小室圭さんの見解がぎっしりと綴られた文書だ。
翌9日、眞子さまも「文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とのコメントを発表した。
今回の文書で世間に訴えたかったこと
小室さんは「事情説明を行った文書」の最初の段落に、「私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません」と記した。「この文書で結婚に関する具体的な事柄に触れることはしていません」とことわりながらも、自らだけでなく、眞子さまも登場させて、両思いであることを宣言したのだ。2017年9月3日、婚約内定記者会見で見つめ合う眞子さまと小室圭さん
「結論から言えば、この冒頭部分こそが、今回の文書で世間に訴えたかったことなのでしょう」と、2人を知る宮内庁関係者は言う。
「一般的に、世間を騒がせた案件について話す場合には、その内容を説明した上で、最後に理解を求めるのが『大人の対応』です。今回の文書の目的は、金銭トラブルについての事情説明とうたっています。それならば、小室佳代さんと元婚約者との話し合いの経緯や、周囲からの疑問点に言及したあとで、終わりに結婚への了解を求めるのが筋です」
昨年11月13日、宮内庁を通じて眞子さまが発表した文書でも、お二人の結婚の意思に変わりはないことを強調していた。しかし、ある秋篠宮家関係者は、「お二人とも、そもそも愛し合っている者どうしがなぜ結婚できないのか、という疑問をお持ちのようなのです」と嘆く。
「もう結婚を認めてあげよう」という声
実際に、この文書を速報した複数のマスコミは、“結婚の思い変わらず”という見出しで速報ニュースを配信した。SNSの反応を見ても、「もう結婚を認めてあげよう」という声が少なからず上がっており、効果てきめんだったと思う。
今回の文書を出した理由を、小室さんは文書の中でいくつかあげている。まず一つ目は、秋篠宮さまが昨年11月の誕生日会見で、金銭トラブルについての対応が「見える形になるというのは必要なことではないか」と述べたことだ。そして二つ目の理由として、元婚約者との話し合いが終わっていないにもかかわらず、元婚約者の一方的な話が記事になったり、更にその内容の多くが残念ながら事実ではなかったと主張する。これらを受けて、「このまま否定や反論を一切することなく穏やかに話し合いを続けることは困難であると判断し」たという。2020年1月、新年一般参賀での秋篠宮ご夫妻と眞子さま、佳子さま
また、沈黙を続けてきた理由についても、元婚約者のプライバシーをさらすことになる可能性や、きちんと話し合って理解を得たうえで解決したいとも考えたという。そのため、「世の中に出回ってきた誤った情報を積極的に否定することも、それに積極的に反論をすることもしてきませんでした」と説明した。
小室さんの文書だけを読むと、小室さん親子が、元婚約者をいたわり、あくまで話し合いによって和解の道を懸命に探してきた、と思う人もいるだろう。
しかし、秋篠宮ご夫妻をよく知る人物は「私の知る限り、それは必ずしも事実ではありません」と明かす。
事前に打ち合わせた“できレース”
「『報道が過熱するとは思いませんでした』と文書にあった通り、小室さんは、時間がたてば金銭問題が話題になることもないだろう、と考えていたのではないでしょうか。
小室さんにとって大きなターニングポイントは、秋篠宮さまの昨年11月の誕生日会見で『目に見える形』での説明を求められたことです。
この時点で、秋篠宮さまも、結婚に強く反対していた紀子さまも、結婚を容認する姿勢にかわっていたそうです。そして、眞子さまが相談に乗られて、今回の文書が作成されました」眞子さま
文書が報道各社に送られた4月8日の午後には、宮内庁長官の定例会見があった。この小室さんの文書について、長官は「非常に丁寧に説明されている」と評価した。
さらに翌9日には、皇嗣職大夫が定例会見で、文書について「今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とする眞子さまのコメントを発表。金銭トラブルが報道されたタイミングで眞子さまは小室さん側から相談を受けており、これまでの対応も、眞子さまの意向が大きかったと続けた。そして秋篠宮ご夫妻についても、「小室家側が、この問題を解決するために行ってきたいろいろな対応が、“見える形”になるよう努力したものと受け止めて」いらっしゃるようだとした。
8日の午前に文章発表、その日の午後に長官会見、そして翌日の皇嗣職大夫の会見で秋篠宮ご夫妻のご様子に触れるなど、あまりに流れがよく、宮内庁担当記者からは「事前に打ち合わせた“できレース”だ」という声も聞こえた。
近く、小室さんの代理人弁護士は、宮内記者会に、文書について説明をする予定だという。宮内記者会にも結婚を容認する雰囲気ができつつあり、今後は結婚の日取りをめぐって取材が過熱しそうだ。
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