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小室家が“それ相応の対応”をしていないので…納采の儀を行わないという重大な意

2021-06-26 11:00:00 | 日記

下記はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です

“結納”の重さ
 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と、婚約内定者である小室圭さん(29)の結婚問題をめぐり、「納采の儀」を行わない可能性があると複数のメディアが報じている。
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【写真】秋篠宮さまにしがみつく「眞子さま」
 その根拠は秋篠宮さま(55)のご発言だ。まず経緯を振り返ろう。
 眞子さまと小室さんは、2人が国際基督教大学(ICU)に通っていた頃に知り合い、交際をスタートさせた。
 2017年9月に婚約内定が発表され、記者会見が行われる。ところがその後、週刊新潮など複数の週刊誌が小室家の金銭トラブルを報じた。
 18年2月、納采の儀などの「結婚関連の諸行事」を延期すると宮内庁が発表。同年8月には秋篠宮さまが「現在のままでは納采の儀は行えない」と小室家へ伝えた、と新聞社などが一斉に報じた。
 更に秋篠宮さまは同年11月20日、記者クラブの会見に応じられた。誕生日が30日のため事前の質疑応答が開かれたのだ。
 記者を前に秋篠宮さまは「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」と発言された。
 その一方で、眞子さまと小室さんの結婚について記者に問われると「結婚を認めるということです」とも答えられた。
納采の儀=結納
「つまり、最終的に国民が小室さんと眞子さまの結婚を納得したなら、納采の儀を行うわけです。納得しない場合は、納采の儀を省略して結婚する可能性が浮上しています」(担当記者)
 この秋篠宮さまのご発言を主な根拠として、「納采の儀を行わない結婚」が取り沙汰されているというわけだ。
 しかし、納采の儀を行わないということが、どのような意味を持つか分かる人は、どれほどいるのだろうか。いや、それどころか「納采の儀って何だっけ?」と首を傾げる向きもあろう。
 そこで、納采の儀とはどんな儀式なのか、皇室ジャーナリストの渡辺みどり氏に解説を依頼した。
「分かりやすく言えば結納のことです。明治維新を成し遂げると、日本の皇室も近代化に着手します。その中に結婚儀式の整備がありました。イギリスの皇室をお手本に、近代国家らしい結婚式を執り行うことにしたのです」
儀式の重要性
 1900年、皇太子・嘉仁親王(後の大正天皇)の結婚式が行われた。日本人が「神前結婚式、披露宴、新婚旅行」を知った初めてと言われている。
「今、私たちが普通にイメージする結婚披露宴は、最初に皇族の皆さまが行われました。それに憧れた一般庶民が真似をしたことで現在に至っているのです」(同・渡辺氏)
 もちろん結納だから、納采の儀は結婚式の前に行われる。皇室の正式な儀式のため、一般庶民の結納と比べるとはるかに重要だ。
「一般庶民の場合なら、結納なしの結婚でも珍しくはありません。しかし皇室の場合は、納采の儀を経て初めて、ご結婚相手の男性や女性は皇室の一員になることが認められるのです」(同・渡辺氏)
 日刊スポーツは1993年4月、「ロイヤルウエディング あと57日 雅子さん、納采の儀で準皇族 公デートも」の記事を掲載した。
実質的に勘当!?
 皇后雅子さま(57)が納采の儀を終えたと伝えた記事で、当時はまだ「小和田雅子さん」と報道されていた。
 記事は雅子さまが「準皇族」になられたとし、今後は《公の場にもお二人そろって出席することになる》と伝えた。納采の儀を経たことで、「未来の皇太子妃」として正式に処遇されることがよく分かる。
 一方、これを眞子さまに当てはめてみるとどうなるか、渡辺氏が言う。
「もし眞子さまが納采の儀を執り行わずに小室さんと結婚されたら、皇室は正式にお二人を親類として認めないことを意味します。つまり、秋篠宮さまのお立場なら、わが娘を勘当されたのと同じになるというわけです」
 娘の父親としては、相当に辛い立場だろう。秋篠宮さまは18年11月の誕生日会見で、小室家に「それ相応の対応」を求められていた。
苦肉の策
「秋篠宮さまのご意向に従い、小室さんは今年4月に28枚の釈明文書を発表し、金銭トラブル報道に反論を行いました。ところが国民の多くは、自分を正当化するだけの姿勢を問題視しています。小室さんは文書の評判が悪いと感じたのか、『解決金』を支払う準備があるとの方針を示しました。そんな一貫性のない言動が国民から不評を買い、結婚反対の意見がますます増える結果となってしまったのです」(同・担当記者)
 これでは、とてもではないが秋篠宮さまが仰る「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」とは言えない。
「天皇家が日本国憲法を大切にしておられることは広く知られています。憲法24条1項には『婚姻は、両性の合意のみに基いて成立』すると定めています。眞子さまは29歳で、ご自身が結婚を望まれる相手と結婚する権利をお持ちです。秋篠宮さまが強引に結婚を白紙とすれば、憲法に抵触してしまう可能性もあります。苦肉の策として、納采の儀を行わないという方法をお考えになられたとしても不思議はありません」(同・担当記者)
 天皇皇后両陛下が行われた納采の儀を振り返ってみよう。目を惹くのは天皇家から小和田家に供物として大ダイ2匹、清酒6本、絹地5巻が送られたことだ。
 日刊スポーツが93年4月に報じた記事「納采の儀 納采の品の大ダイは近所にお裾わけ 地元商店街はおめでとうセール」には、大タイについて興味深い記述がある。
1匹10万円のタイ
 納采の儀が終わるとタイは小和田家と付き合いの長い鮮魚店に送られ、刺身や切り身などに捌かれた。その後、大皿などに盛り付けられ、小和田家に戻されたという。全部で50人前近くになったと見られ、小和田家のご近所にお裾分けされたと記事は報じている。
 タイは宮内庁が東京築地の水産業者に注文した最高級品。推定で1匹10万円だったという。鮮魚店の店長は日刊スポーツの取材に「こんな大きくて鮮度のいいタイは、商売始めて40年以上たつけど、見たことがない」と感嘆していた。
 絹地は皇居・紅葉山養蚕所でとれた糸が一部に使われ、京都・西陣の織物業者が織り上げたという一品。清酒も吟醸酒と、まさに名品揃いと言っていい。
 黒田慶樹さん(56)と清子さん(52)の納采の儀となると、黒田さんが“市井の人”だったことから、対応が大変だったようだ。
 2005年の3月に行われたが、黒田さんのいとこの男性が納采の品の目録を携えて皇居へ。もちろん男性は正装のタキシード姿で、宮殿の桂の間には絹の服地2巻、清酒3本、鮮タイ2尾が並べられた。
小室さんの資金力
 やはり雅子さまが受け取られた品目と全く同じだが、予算の問題は大きい。関係者の“配慮”が垣間見える報道がある。
 毎日新聞の記事「皇室:紀宮さま納采の儀 晴れやか紀宮さま--生地、二人で選び」(05年3月19日)によると、タイの重さは1匹4キログラム前後。絹の服地は「日常生活の中で今後も洋服として使われる素材を、お二人が選んだ」と宮内庁が説明したようだ。
 納采の儀という儀式を大切にしながらも、降嫁されて民間人になられることも踏まえ、新婚夫婦の“実用性”にも細かく配慮したことがうかがえて興味深い。
 一方の小室さんだが、ニューヨークにおける生活費は現在、かつて勤務していた法律事務所が負担していることが明らかになっている。「納采の儀を行えるだけの金銭的余裕があるのだろうか」と疑問視されても仕方ないだろう。
 前出の渡辺氏は「秋篠宮さまが納采の儀を行わないと決断される可能性は否定できません」としながらも、「もしそうなれば、眞子さまのお心が深く傷つかないか心配です」という。
美智子さまのお気持ち
「納采の儀が行われないのであれば、眞子さまが平常心を保たれるのは難しいのではないでしょうか。更に美智子さま(86)にとっても眞子さまは初孫であり、そのご成長を楽しみにしておられました。その眞子さまが勘当同然で嫁がれるとなると、お心を痛められる可能性は充分にあると思います」(同・渡辺氏)
 しかしながら、美智子さまは初めて民間人として皇室に嫁ぎ、様々な苦労に直面されながらも、全て自分の意思で道を切り開いていった。
「美智子さまはご自身の経験からも、眞子さまがご自身の意思で行動されることを求めておられるようです。そのため納采の儀について、美智子さまがご意向を述べられることはないでしょう。静観の構えでいらっしゃるのではないでしょうか」(同・渡辺氏)
 眞子さまや美智子さまのお心が痛むとなれば、確かに一大事だ。しかしながら、その原因は誰が作ったのかという問題は重要だろう。
デイリー新潮取材班



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