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デルタ株には「モデルナ製ワクチン」の方が効くって本当?強い副反応との因果関係は

2021-08-14 10:00:00 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイデジタルからの借用(コピー)です


「副反応覚悟」でモデルナ製ワクチンを希望する接種者が増えるかもしれない――。

■米医療機関が研究結果を発表

 ロイター通信は現地時間9日、米医療機関「メイヨー・クリニックヘルスシステム研究チーム」が、ミネソタ州在住の約5万1000人の新型コロナ感染者を対象に実験したところ、モデルナ製ワクチンの方がファイザー製より、有効性が高かったという研究結果を発表したと報じた。

 メイヨー・クリニックの研究結果によると、今年7月、陽性者の7割がデルタ株に感染したミネソタ州で、ファイザーの有効性が今年1月の76%から42%に低下したのに対し、モデルナの有効性は同86%から10%減の76%だったという。やはりモデルナの方が、デルタ株には有効なのか。

「研究結果を見た時、我々が学んでいる知識や研究と合わないので、うーん、本当かなぁと首をかしげました」と、医療ガバナンス研究所の上昌広理事長がこう続ける。

「だとしたら、モデルナを打っている地域や集団だけはデルタの感染拡大が起きていないことになる。問題はどういうデザインで調査をやったか、です。対象者を無作為に選んだのではなく、モデルナを打った人を後から解析しただけのようなので、ランダム化というレベルではありません。もし本当にこういう現象が実際に起こっているなら、モデルナを打ったところと、そうでないところでは流行がまだらになっているはずです。日本でもモデルナを職域接種した会社や地域では、デルタ株の感染が広がっていないはずです」

 モデルナもファイザーも同じメッセンジャーRNAワクチンだが、モデルナの方が副反応が強いといわれる。

 モデルナを2回接種した自衛隊員約1000人のうち、75%以上が翌日37度5分以上の発熱をし、その6割が38度超の高熱だった。


 また翌日、倦怠感を覚えたのは約85%だった。いずれもファイザーより高かった。

■強い副反応と因果関係があるのか

「モデルナの方が副反応が強いので、効果が高いかもしれないし、そうでないかもしれない。どうあってもおかしくないので、米医療機関の発表は興味深い所見です。ファイザーがデルタ株に効果が低いという調査結果はこれで3例目なので、それはその通りだと思います。だけど重症にはなりにくい。モデルナに関しては、この結果だけでは何とも言いにくいのですが、強い副反応に加え、ブレークスルーの感染率(接種終了後の感染)が低いというのは、非常に興味深いですね。いずれにせよ、今後の研究機関の調査次第です」(前出の上氏)

 結果によっては、モデルナ製ワクチンの「奪い合い」が始まるかもしれない。



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