下記の記事はFRIDAY DIGITALからの借用(コピー)です。
「皇室っていうのはね、みんなで守る文化財のようなものなんです。時代とともに、変わることも変わらないことも、すべてのみこんで守っていかなくては」
そう語るのは、皇室ジャーナリストで、文化女子大学客員教授の渡邊みどりさんだ。
「眞子さま、ついにご結婚なさるのね。よろしいじゃありませんか。好きあった若い人が家庭を持ってともに生きていく決意をなさった。お相手がどうだとか、あれこれ言われていますけれども、私は若いふたりを祝福します。それより心配なのは紀子さまです」
雅子さまバッシングのなか、紀子さま最高!と称賛した人々は
眞子さまの結婚だけでなく、秋篠宮家にはなにかと注目が集まっている。その重圧を一身にひきうけている紀子さまのことが心配なのだという。
待望の長男・悠仁さまを授かった15年前、日本中が「紀子さますばらしい!」と湧いた。対して、そのころ公務をセーブしていた雅子さまに対するバッシングは凄まじかった。
ふたりを比較して紀子さまをもてはやし、秋篠宮家のプリンセスたちをアイドルのように賞賛した数年間が、たしかにあった。
「あのころはね、みんな紀子さま紀子さまって…。今、紀子さまはほんとうにおつらい立場にいらして。秋篠宮さまは酒量が増えて、ご機嫌がよろしくない、侍従たちに声を荒げることもあるなどの報道は、近くにいる者が発信していますでしょ。周りに味方もなく、この苦境に立たされてるのは、ほんとうにお気の毒でなりません」
悠仁さま「15の春」を迎えて
今月15歳の誕生日を迎えた悠仁さまは、目下「反抗期」とも伝えられる。が、「15歳の反抗期」は、まあ普通のことでもある。幼稚園から通うお茶の水女子大附属には、共学の高校がないため、高校受験の試練も待ち構えている。お隣にある筑波大附属に進学では、という声もあるが、両校関係者は疑問を隠さない。
「お茶の水附属と筑波大附属との『提携校進学制度』は、けっこうハードルが高いんです。昨年度の利用者は、どちらも成績優秀な生徒。無試験といっても、だれでも利用できるわけではないんです」(お茶の水大附属関係者)
「昨年度、筑附からお茶に行ったのは、『お茶の水女子大でやりたい研究がある』という、かなり意識の高い女子生徒でした。お茶には、少数ですが内部推薦枠がありますから。今年度の提携利用選考はこれからです。進路指導の面談が始まり、11月には出願、12月決定というスケジュールです」(筑波大附属保護者)
悠仁さまが在籍するお茶の水附属でも、進路指導の面談が始まっているという。悠仁さまの進学先としては、皇族を多く受け入れてきた私学・学習院や、紀子さまの弟・川嶋舟氏が教授を務める東京農大の附属高校の名前も上がっている。
「紀子さまは、今、ご実家の問題もあって…。学習院大学の名誉教授を務めるお父様はご健在とはいえ81歳というご高齢です。ここに、弟の舟さんが、お嬢さんを連れて帰っていらした。紀子さまにとって姪にあたる10代のお嬢さんのお世話は、ご両親がなさっているようです。娘として、高齢のご両親を支えたいお気持ちがあってもままならない、皇室に嫁ぐということは、ほんとうに覚悟のいることなんですね」(渡邊さん)1990年6月29日、結婚の儀当日の朝、迎えの車で、東京・目白の「学習院教職員用の共同住宅」を後にされる紀子さま。左後方は手を振って見送る父親の川嶋辰彦さんと母・和代さん、弟の舟さん
紀子さまの心痛は、想像に余りある。受験を控えた反抗期の息子、愛だけを信じて結婚に突き進む娘、冷ややかに距離を置く夫。世間では「あるある」な状況とも言えるが、それが逐一さらされ、インターネットには無責任なコメントが怒涛のように押し寄せる。人として耐え切れるレベルを超えている。
「紀子さまが、心配です。どうか乗り切っていただきたい。かつて紀子さまに賞賛を送った方々が今いちど、冷静に自他の区別をつけ、皇室を見守る気持ちになるといいなと思います」
皇后・美智子さまのご成婚から、長年皇室を取材し続けたベテランジャーナリストの思いは届くだろうか。
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