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「つらい」と感じたら ワクチン副反応、その時どうする

2021-08-21 10:00:00 | 日記

下記の記事は朝日新聞デジタルからの借用(コピー)です。

 新型コロナウイルスのワクチン接種では、発熱などの副反応が出ることがあります。どのように対処したらいいのでしょうか。また、接種していても、濃厚接触者となると未接種の人と同様、長期間の外出自粛を求められるケースもあります。
ワクチンの接種にあたって、やっぱり気になる副反応。解熱鎮痛剤を飲む目安や、発熱が副反応によるものかの判断、副反応による腕の痛みの対処方法などについて、医師に聞きました。
解熱鎮痛剤の目安 「つらければ」
 ワクチン情報を届ける団体「こびナビ(CoV―Navi)」幹事で、米国でコロナ患者の診療にあたる医師、安川康介さん(39)によると、副反応に対処するために解熱鎮痛剤をのむ判断基準は、自分が「つらい」と感じるかどうかだと言います。つらいと感じる体温は異なるので、「つらくなければそのままでいいですが、つらければ我慢する必要はありません」。
 解熱鎮痛剤をのんだことに伴うワクチンの効果への影響については、「特に気にしなくて大丈夫」。ファイザー社やモデルナ社の臨床試験でも、解熱鎮痛剤をのんでいる被験者の割合は高く、それを加味して9割以上の発症予防効果が出ているという。
 ただ、副反応が予測されるからといって、症状が出る前に予防的に解熱鎮痛剤をのむことに関しては、厚生労働省などは推奨していない。安川さんによると、新型コロナウイルスではないワクチンについて、予防的に解熱鎮痛剤をのむとワクチンによって作られる抗体の量が少なくなる可能性があるという研究報告があるためだという。
長引く発熱、別の症状・・・コロナ感染の疑いは
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 発熱が副反応によるものなのか、感染によるものなのかは、どう判断すればいいのか。安川さんによると、発熱が続く日数や、別の症状の有無がポイントだという。
 副反応による熱は、接種後2、3日で治まる場合が多いことが分かっており、さらに副反応ではせきなどの症状はでないという。高熱が3、4日続いたり、せきや息苦しさ、味覚・嗅覚(きゅうかく)障害など別の症状があったりする場合は、コロナ感染の可能性も疑われるという。
 発熱のほかに、接種部位の痛みも特徴の一つだ。痛みの軽減には、ぬらした清潔なタオルなどで冷やしたり、痛み止めをのんだりすると効果的だといい、安川さんは「発熱と同様、痛みも我慢しないでください」と話す。接種後、数日から1週間くらいたってから腕にかゆみや痛みが出ることもあるが、「つらければかゆみ止めを塗ったり、痛み止めをのんだりして構いません」。あまりにひどい場合は皮膚科を受診することを勧める。
接種後も「濃厚接触者」は外出自粛に
 高い発症予防効果が期待されるワクチンだが、濃厚接触者と認定されるか否かは、接種の有無と関係しない。従ってワクチンを2回接種していても、陽性者と会食などをして濃厚接触者に認定されると外出自粛期間が生じる。
 新型コロナウイルスの濃厚接触者の認定は、各自治体の保健所が行っている。厚生労働省のホームページなどによると、原則として陽性者が発症した日の2日前以降、1メートル以内でマスクをせずに、15分以上の会話を行うことなどが該当する。
 外出自粛期間は一般的に陽性者の場合は発症(または検体採取日)から10日間が経過し、かつ症状が軽快後72時間経過していれば外出が可能となる。
 一方で濃厚接触者は、発症までの潜伏期間が考慮されるため、陽性者との接触から14日間。家庭内で、特に幼児が感染した場合は大人と隔離して生活することが困難なため、保護者は幼児の外出自粛となる10日間と、さらに濃厚接触者として14日間を加えた計24日間の外出自粛期間が生じる可能性がある。(石川春菜、浜田知宏)
ワクチン副反応の注意点
・解熱鎮痛剤をのむタイミングは自分が「つらい」と感じたとき
・予防的に解熱鎮痛剤をのむことは推奨されていない
・副反応でせきや息苦しさといった症状は出ないのでコロナ感染の疑いも
・接種部位の痛みは、タオルで冷やしたり痛み止めをのんだりして、我慢しない
(安川康介医師への取材から)



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