先週から桜が咲き始めましたね。
このまま一気に咲くのかな~と思っていたら、この寒さ
まさしく、「花冷え」ですね。
(サクラの花が咲く頃に急に気温が低くなる)
最近では、2020年の3月末、満開の桜に雪が積もったのが記憶に新しいです。
昼前から雪が続いて、まだチラホラ咲き始めの桜が多い中で一足先に満開のオカメザクラは、なんだか可哀想な気がします。
さて、長野県にゆかりのある生徒様から今日お聞きした話です。
長野は今頃の時期、シーズン最後の雪がドカッと降るのだそうです。
その雪を「上雪(かみゆき)」と呼ぶそうです。
上雪とは、長野の真ん中から南の地域を中心に降る雪のこと。
昔の都(京都・奈良)に近い方を上(かみ)、遠い方を下(しも)と呼んでいたことから、南側に降る雪が上雪となるわけです。
春が近づくと、低気圧が日本の南側を通り、普段は雪の少ない中信・南信地域にも雪が降る。だから、上雪が降ると、春が訪れるということです。
「卒業式の頃に上雪が降るんだよね」、とおっしゃっていました。
人生の節目のひとつである卒業式。進学や就職など、それぞれが未来への期待と不安を抱えながら、新しい一歩を踏み出す節目の日です。
「春」につながる出来事としては同じだなぁと感じました。
春の本格的な始まりを告げる、信州独自の雪の呼び名のお話をご紹介させていただきました。
日本の独自文化、いろいろお話が集まるとおもしろそうですね。
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