このエリアは北インドに行った後に訪れると、何て洗練されているのでしょう、と目を疑ってしまいます。人がじーっと見てこない事に居心地の良さを体験し、タミル語圏の為、チェンナイを思い出します。肌の色が黒く、目や鼻、輪郭のまあるく愛嬌のある人々に安心感を覚えます。このエリアに、『グローバルアーユルヴェーダ』という施設があり、ここで体質診断からトリートメントまでを予約しました。インド人ドクターに診断してもらうのはこの時初でした。単発メニューだったからかドーシャチェックなどはせず、脈診で「Vata」と言われすぐにトリートメントルームへ案内されました。
診察室らしき部屋で、いつものごとく「ふんどし」を着用しトリートメントスタートです。ふくらはぎからいきなり強さMAXでビビりました。小柄で美しいセラピストの方で、リズムが恐ろしい程一定で「これが1時間以上続くのか」と思ってセラピストに弱めを希望しましたが・・・ダメでした😢「早く終わって欲しい」と思いながら表向きになり、トリートメントを受けているうちに寝ちゃったみたいです。終わった後シャワーを浴びると何とも言えない脱力感におちいりました。
ハーバルオイルが効いてボーッとしたままレセプションで休憩をとっていると、アーユルヴェーダ商品が目に飛び込んできます。
日本円で\1,500くらいのボディー用カンファーオイルを早速買ってしまいました。こんなに効果が実感出来る商品はなかなか日本では簡単に購入出来ません。本当はトリートメントを受けて2時間後位にシャワーを浴びるのが理想なんですが・・・。
旅の疲れには全身オイルトリートメントが最適なようです。
さて、次はMRT南北線リトルインディア駅近くのSalon & Spa「ルピニス」。
ここでは飛び込みで行ったところ、混んでいて予約が必要だったため3時間後に予約を入れ、それまでチャイ飲んだり寺院内見学したり時間を潰しました。
カラフル～🌟再びサロンに入ると、地元マダムが列をつくって待っています。1本の糸を両手の指と歯を巧みに使って眉毛を整えています。見たことない光景です。お客さん自身もやられっぱなしではなく、手伝いながら作業してます。痛くないのかしら⁇思いっきり見学してしまいました(。-_-。)
あとはヘナのブースが盛り上がっていました。ヘアケアに熱心な地元マダム達、なんだか見てるだけで楽しくてワクワクしてきます。
ルンギのような布に着替え、私の番がきます。ここの名物「シルピニ」体験が始まります！
ココナッツオイルやヘナ、15種類のスパイスを使って頭のてっぺんから少しずつ流し、孔雀の羽でおでこ～頭皮をなぞります⁉...何だか鳥肌がたってしまい、全然気持ちよくない(´・_・`)なんだこれ？マッサージもゆるゆるで、私にはもっと強くても良かった！孔雀、要らないかも、と思ってしまいました。ああ、期待外れ( ；´Д｀)
でも、ここで使ってたオリジナルオイルは買ってく価値アリです😃香りと効き目は凄く良いです。1本\3000近いですが、買って帰ってすぐ使い切りました。孔雀の羽で頭皮なぞるのは、何かの儀式のようでした。
アーユルヴェーダのヘッドマッサージをこんな風にアレンジする発想は、なかなか日本人にはないと思いました。
リトルインディアNo.1オシャレ～なサロンなんじゃないかと思いました。他にもオリジナルヘアワックスなどヘアケア商品がたくさん置いてました。店内、店員の制服が群を抜いてオシャレで、ミーハーな私はちょっと弟子入りしたいと思ってしまいました。
特に、インド人オーナーが美人で素敵な方でした。
セラピールームのオブジェ。
