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電力の小売全面自由化 便乗商法に注意

2016-01-26 18:32:23 | パソコンで得られる役立ち情報

電力の小売り全面自由化を口実にして、電力料金が安くなる、という勧誘や、太陽光発電システムや、プロパンガス、蓄電池等の勧誘が行われています。

【事例1】知らない電力会社から「電気を安くできる」と電話があったが、本当か
昨日、知らない電力会社Aを名乗る人物から電話があった。
「電力の自由化に伴い、電力会社Aと契約すれば電気を安く提供できる」と言う。
「数日後に訪問するので話を聞いてほしい」と言われて了承したが、自宅に上がり込んで設備を確認するとのことだったので、電話を切った後で不安になった。
電力会社Aの名前は初めて聞いたが信用できるだろうか。
会社の電話番号を聞き忘れたので連絡が取れない。
(60歳代、男性、給与生活者、東海地方、2015年11月受付)

【事例2】来年4月から電力が自由化される、4割安く供給すると電話があったが、怪しい
先ほど、電気代が4割安くなるという電話があった。
行政の指導で年齢を聞くことになっていると業者が言っていたので、「どこの行政か」と尋ねると、上司から聞いていないとごまかされた。
4割も安くなるのは不自然ではないのか。
電話をしてきた業者名はわからない。
後日、自宅に来るかもしれない。心配だ。
(70歳代、男性、無職、九州地方、2015年10月受付)

【事例3】電力自由化前に太陽光発電システムを設置し売電すれば儲かると電話があった
5日前「来年4月に電力料金が自由化になる。
その前に太陽光発電システムを設置し、電気を売電すれば儲かる」という電話があり、話だけなら聞いても良いと返答し、昨日自宅で業者の説明を聞いた。
設置費用はローン手数料込みで総額が200万円で、ローンを組むと月々1万円の支払いで済むとのことだった。
しかし、説明通りの売電金額が約束されている訳でもなく、年金暮らしの自分がこれからローンを抱えることも不安であり契約しなかった。
このような相談は寄せられているか。
(60歳代、男性、職業不明、関東地方、2015年10月受付)

[アドバイス]

(1)「料金が必ず安くなる」といった勧誘トークに気をつけ、自分で電力の小売自由化に関する情報を収集しましょう。
(2)「料金が安くなる」と勧誘された際には、よく確認しましょう。
(3)電力の小売自由化と直接関係のない契約については、その必要性についてよく考えましょう。
(4)怪しい電話があったり、契約に際してトラブルになったり、不安になっりした時は、最寄りの消費生活センター{電話番号188(いやや)}に相談しましょう


[出典]
電力の小売全面自由化が始まります!-正確な情報を収集し、よく理解してから契約を!便乗商法にも気をつけましょう- 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20151217_0.html

[関連サイト]
電気料金比較 さむかわcom