こんにちは。
湘南技研の池田です。
真空について
皆さんの生活において実は身近な所にその技術は利用されている第2弾
真空技術を利用して私たちの生活に関係する分野に食料品があります。
具体的には
真空凍結乾燥(フリーズドライ)です。
お湯や水で短時間に戻るお味噌汁、スープ類、パスタ、丼、野菜、惣菜など多種多様にあります。
水は通常100℃で沸騰し蒸発しますが、真空にすると、沸騰する温度が低くなり
0.005気圧では水は液体ではなく固体と気体になります。この性質を利用して凍結真空乾燥です。
凍結真空乾燥の利点は加熱することがないので、熱による変化・変色がなく、水分がかなり少ないので腐敗がないので保存期間か長く、
乾燥した時にスポンジ状のため、お湯や水で短時間に元に戻るのが利点です。
ご家庭に必ず一つや二つこの技術を使った食品があると思います。
そう、カップラーメンの具に使われてる乾燥野菜やペットフードが身近ですね。
非常食や医薬品の製造にも利用されています。
結構お世話になっていると思います。
最後に写真のチョコレ-トご存じですか?
某御菓子メーカ-のキリの浮舟というチョコレ-トで生産終了していますが
エア-インチョコと言われ口の中で直ぐ溶け当時口どけが良いとか、チョコレ-トの今までのバキット割るイメ-ジ
と異なる新感覚であったことを思い出します。エアーインと言われるように中に気泡が入っているのですが
細かい気泡を混ぜて溶かしたチョコレ-トを減圧した真空容器に入れると、中の気泡が膨らみスポンジ状になります。
真空発砲という技術で15年ぐらい前にこの生産機の開発に携わった方に当時のお話しを聞き、チョコレ-トを嫌っというほど
試食したとのこと印象残っています。霧の浮舟の復活が待ち遠しいです。
みなさん、覚えていらっしゃいますか?