ベルゲン鉄道・フロム鉄道の沿線に関する情報を調べる中で、一番役立ったのはこの本でした!
20年前に出版されて既に絶版になっているようですが、アマゾンで中古本を見つけて買いました
筆者を検索すると同姓同名の漫画家の方が出てきますが、その方ではなく旅行関係の執筆をされている現在ノルウェー在住の方です
写真は表紙だけで中には1枚もない地味な本ですが、イラストや図解が詳しくとてもわかりやすかったです
だいぶ前の本なので時刻などに関してその後の変更はあるものの、とても参考になりました
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いよいよ今日は
①ベルゲン鉄道 オスロ(8:25発)→ミュルダール(12:58着)
②フロム鉄道 ミュルダール(13:27発)→フロム(14:25着・泊)
オスロ駅からスタートです(^^)/
フロム鉄道に乗り換えるミュルダール駅まで約4時間半
最初の1時間半位は食堂車(カフェテリア車両)で寛いでいました
ホテルの朝食をそれはもう!お腹いっぱい食べてきたのでコーヒーだけ(^^)
ドランメンを過ぎティリフィヨルド湖にさしかかる辺りだったと思います
この辺り、製材所があるホーネフォスだったかネスビーエンだったかゴルだったか、よく記憶していません^^;
ノルウェーの森で切り出された木材が運び出されるようです
ヤイロを過ぎる辺りから雪景色に変わり始めました
標高が上がってきているを感じます
私は、車両と車両の間のドアのところの窓のところに立って、ずっと写真を撮り続けていました(*^^*)
ウスタオーセの辺りでしょうか?
ハルダンゲル・ヨークレン氷河でしょうか・・
フィンセ駅は、ベルゲン線の最も高いところにある駅です(1222.2m)
この辺が、ベルゲン線の最高地点だと思います(海抜1301m)
ミュルダール駅到着!
向かいのホームに、この後乗り換えるフロム鉄道がやってきました
このミュルダール駅から終点のフロム駅までは約20km、乗車時間は約1時間なのですが、車窓から片時も目が離せないような景色が続きます!!
フロム鉄道は世界で最も急勾配の鉄道と云われ、ミュルダール駅とフロム駅の標高差は、866mなのです
夏のハイシーズンではないので、車両はそんなに混んでいませんでした
隣のボックスに座ったのはカナダから来られたご夫妻で、ご主人は元カナダエアのパイロットだったそうです
私も若い頃はCAだったと話し、意気投合しました☆☆
お互い車窓の写真を撮るのに夢中になっていて、一緒の写真を撮らなかったのが今思うと残念です・・
ヒョース滝(落差93m!)
ここで5分停車するので、乗客はみんなホームに降りて歓声を上げながら写真を撮っていました
「この季節はまだ凍っているか、溶け初めのチョロチョロでは?」と思っていたのに、すごい水量と勢いヽ(゚O゚;)ノ
しぶきはホームにも(勿論カメラにも)降りかかり、聞きしに勝るダイナミックな滝に感動することしきり!!!
途中から音楽がかかり、岩の上に赤いドレスを着た女性が踊り始める演出がありました
妖精だそうです
私はズームにして写すのを失念してしまいましたが、隣席の元パイロットはばっちり大ズームで撮影されていて見せて下さいました
家に帰って写真をチェックしている時に気づきましたが、この写真の私たちに虹がかかっていました 妖精の魔法だったかも(^o^)
ベレクヴァムでフロム鉄道の上下線がすれ違います
リョアンデ滝(全落差が390m・直落が142m だそうです!)
ホーレイナの町と1667年建設のフロム教会が見えてきました
定刻の14:25、谷底にあるフロム駅に到着\(^o^)/
感動覚めやらない感じです・・
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前日の天気予報ではだったので、フロム鉄道の車窓はあまり期待できないなあ・・と思っていたのですが
お蔭で素晴らしい乗車時間になりました♪
フロムには一泊
ホテルにチェックインした後、ステーガスタイン展望台に上ったり、フロムの町を散策してすごしました
この様子は次回に続きます(^o^)丿
■『スカンジナビア半島の旅⑨フロム~グドヴァンゲン~ヴォス~ベルゲン』