大寒だった昨日、夫と『壽 初春大歌舞伎』(夜の部)@歌舞伎座 を鑑賞してきました。
暖かく穏やかな天気だったので早めに支度して家を出て、
舞台鑑賞の前に歌舞伎座4階・5階にある歌舞伎座ギャラリーにも行ってみました。
4階は回廊(〜思い出の歌舞伎座〜)・5階は歌舞伎座ギャラリー。
2/16(日)まで企画展 「KABUKI MUSEUM 2025 ~What is KABUKI?~」(無料☆)を開催中。
月曜日だったからでしょうか?空いていて、楽しみ放題でした♪ ^^
黒衣(くろご)が舞台で操る小道具も実際に使われている物が並べられていて、手にとって操ってみたり、写真を撮ることもできます。
鼠は『金閣寺』↓ で雪姫を助けたねずみですね!
今は『義経千本桜』「鳥居前」のシーンを再現したセット。
舞台にも上がれ、花道も歩けます♪
スタッフがシャッッ.. と揚幕を引き、チャリンと音が響いた後は、
「よっ○○○屋!」と大向う掛け声まで・・という至れり尽くせりの大サービスでした。
藤娘と獅子(毛振り)になりきってみました♪ ↓↓ \(^-^)/ 楽しい♪♪
5階屋上庭園から4階に下りる外階段は、五右衛門階段。
歌舞伎座の大屋根が眺められます。↓
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さて、ここから『壽 初春大歌舞伎』(夜の部)16:30開演〜
今回のチラシ(左)は ↓ 1932年(昭和7年)一月 初春興行の筋書表紙デザインだそうです。
■夜の部
一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)
一、熊谷陣屋
二、二人椀久
新作歌舞伎
三、大富豪同心
影武者 八巻卯之吉篇
『一、熊谷陣屋』では、私の好きな尾上松緑さんが熊谷直実役。
それにしても ..「一枝を伐らば一指を剪るべし」なんて。。
我が子を犠牲にして出家する直実役の松緑さんが花道を去るシーンが重いです。
『二、二人椀久』では、椀屋久兵衛役:尾上右近 ・ 松山太夫役:中村壱太郎
若い美男美女?の美しい舞踏に見惚れました。赤い襦袢が艶かしいです。
『大富豪同心』は新作歌舞伎。幡大介の人気小説「大富豪同心」が歌舞伎で初めて上演。
NHK時代劇で主役の八巻卯之吉と幸千代の二役を勤める中村隼人さんが、歌舞伎でも同役を勤めるのも見逃せません。
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、中村隼人さんは長谷川平蔵を演じていますね!
江戸時代の吉原や花魁にまつわる小説・映画・ドラマは、これまでもその光と陰に興味深いものがたくさんありました。
私が一番心に残っているのは、TBS『JIN-仁-』(2009年)です。
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16時半開演で、幕間35分・25分を挟んで、終演は20時47分。
幕間でサンドイッチやプレミアム海苔弁、おやつには歌舞伎座のあんぱんを、夫と分けて食べました!
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今年もできるだけ着物を着る機会を増やそうと思っています!
無地紬にラオス織 🇱🇦 の端布で仕立てた名古屋帯を合わせて出かけました。
道行コートは、、これは何歳まで着られるかなあ・・(◔_◔?) と思っている朱赤のコート。
えいっ!と着てしまいます。(^。^)
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