四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

懐かしさと寂しさと・・

2024-11-24 | 着物コーディネート

お世話になっていた呉服屋さんから閉店のお知らせをいただき、
そのお店でお買い物をされていた生徒さんと一緒に、土曜日はお店を訪ねました。

2006年に教室を開くときにも大変お世話になりましたし、
こだわって仕立てたい着物やコートの裏地に至るまで、組み出しの色や仕立て方・・本当に細かいところまで親身に相談に乗ってくださるお店で、私もすっかり甘えさせていただいていました。

呉服は次々に買えるものでもありませんし、買い換えるものでもなく
「代々受け継いで着られる」ということは、持っているものを「大切に着続ける」もの。
流行もない代わりに、ファストフアッションの逆をいくものと言えます。
熟練の職人さんの技や手仕事に頼るところも大きいのです・・
後継者の問題や市場の縮小などは、コロナ禍を機に一気に進んだと思います。

私自身、お店を訪ねたのは本当に久しぶり。
日頃のご無沙汰が申し訳なく、懐かしさと寂しさと入り混じった気持ちでした。

店主ご夫妻はまだまだお元気なので、また何かの折にお目にかかれることはあると思いますが
時の流れを振り返っても戻らない後悔も感じました。

こちらで選んだものにはずっと購入時の思い出も宿っていて重みを感じています。
せめて、これからも大好きな着物を大切に着続けたいとつくづく思いました。

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この日は、こちらの呉服屋さんでの思い出があるものを身につけてお店に行きました。
ずっとお茶を続けていらっしゃる生徒さんも同じく。

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お店を後にした後、生徒さんとはカフェで17時過ぎまで
積もる話が尽きませんでした。

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草月展のち錦繍十月大歌舞伎②歌舞伎座*夜の部

2024-10-27 | 着物コーディネート

木曜日。
草月いけばな展@日本橋を後にし、都営浅草線で歌舞伎座@東銀座へ。



泉鏡花 作
成瀬芳一演出
一、婦系図(おんなけいず)
    本郷薬師縁日
    柳橋柏家
    湯島境内

竹柴潤一 脚本
坂東玉三郎 監修
今井豊茂 演出
二、源氏物語(げんじものがたり)
    六条御息所の巻

婦系図・源氏物語、どちらも悲恋話。
婦系図のお蔦も、源氏物語の六条御息所も玉三郎さんでした。

出自が結婚の妨げになるお蔦の切ない悲恋は、明治時代の物語。
そんな別れ話を湯島天神の境内で仁左衛門と玉三郎が始めると、息を呑んで見守るしかありません。

高貴な女性ゆえ?の自尊心が怨念に変わってしまう六条御息所の哀しさと苦悩が描かれるのは、
平安時代、壮大な五十四帖の源氏物語の中で、おどろおどろしさが際立つ六条御息所の巻。
雅やかな設えと、音楽や照明からも醸し出される凄みが対比的でした。

とりわけ源氏物語は、いろいろな側面から興味が尽きない奥深い物語。
私的には「男女の愛」「季節と植物」「季節と色彩」という要素で読んでいます。

*20年以上前に購入して読んでいた文庫本2冊 →
 ・『源氏に愛された女たち(渡辺淳一)』
 ・『源氏・拾花春秋 〜 源氏物語をいける(田辺聖子+桑原仙渓)』

*これもまた20年近く前に購入して以来時々開いてみる本→
 ・『源氏物語の色辞典(吉岡幸雄)』

 

昨日は久しぶりにこの3冊を本棚から手にとり、頁をめくりながらまた新鮮な感想を持ちました。
いろいろな読み解きができるからこそ、いつまでも色褪せない源氏物語なのでしょう。
他にも、瀬戸内寂聴さん訳の源氏物語も読んだことがあります。 

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外に出ると、夜のとばりも下りていました。
終演後の夜の歌舞伎座は、そこらじゅうに充満している観客の高揚と余韻で立ち昇る蒸気のようなものに包まれているようでいい雰囲気。

 

木曜日は、お昼過ぎに家を出て帰ってきたのは21時過ぎ。
「着物の秋」も満喫できた一日でした!

 

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*さあ、今日はこの後選挙に行ってきます!

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草月展のち錦繍十月大歌舞伎①「遊べ、もっと!」

2024-10-26 | 着物コーディネート

木曜日、午後から第105回 草月いけばな展 「遊べ、もっと!」@日本橋高島屋 へ。

家にも何回か遊びにきて下さったことのある夫の元職場の方が出品されています。(^^)
毎年鑑賞していますが、私が普段花瓶に投げ込んでいるのとは大違いの「ART」☆

今年のテーマが「遊べ、もっと!」ということもあり、異素材を組み合わせた個性的な作品が多かったように感じました。

こちらは 草月流第四代家元 勅使河原 茜 先生の作品



照明が当たることによってできる影の面白さや、花器と花のコーディネート、
色の組み合わせやフォルムの自由さなど、どの作品も見応えがありじっくり鑑賞してきました。
そして、秋らしい彩りに溢れていて素敵でした。

 

  

 

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展示会場に入る横の壁に貼ってあったポスターの前で 夫に撮ってもらいました。^^



この後の歌舞伎鑑賞の演目を意識して、横ヨロケを織り出した紫の色大島紬。
帯は草月展を意識して、古いインドのサリーから仕立て直した古渡更紗・芥子文を合わせました。
帯留は古い時代の薩摩焼、沈壽官窯 「菊」。昔から大切にしているものです。

この帯と帯留、秋の出番が多いのは毎年のこと。(^^)

 

更紗の秋〜インドのサリー - 四季に暮らす

長引くコロナ禍と猛暑が続いて、着物に袖を通すことがめっきり減ってしまっているのは残念なことです。毎日食べることばかり?考えていて、我ながら食い気ばっかりだなあ〜^...

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お昼ご飯の後、急いで着替える前に写真を撮ったら 帯留を上下逆に置いて写真を撮っていました。。(透かし彫りがある方を上にするのが正しいと思います)
着るときは、ちゃんと上下間違えませんでしたが .. ^^;

 

帯留に通した三分紐には、先日次男が出席した結婚式で頂いて帰ってきた引き出物の桐箱にかかっていた真田紐(さなだひも)を使いました。
礼装では決まりごともある着物ですが、おしゃれで着る時には自由。
着物も「遊べ、もっと!」です♪

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今年の初紅葉 🍁

2024-10-21 | 着物コーディネート

記事の順番が前後してしまいましたが、先週の金曜日は友人たちと食事会@東銀座でした。
目のことで着物を着る機会を逸してしまっていたので、着物で楽しんできました!^^

初紅葉です♪

着物の世界では「帯は先取り」
まだ今年の紅葉にはお目にかかっていませんが、
帯は紅葉、帯留は竜田川に。(^^)v

夕方出かける前に家で撮った写真

 

「ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは」〜 在原業平 〜

紅葉前線は今何処?
楽しみです。

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八月納涼歌舞伎@歌舞伎座 〜夏が過ぎ 風あざみ〜

2024-08-24 | 着物コーディネート

金曜日、夫と【八月納涼歌舞伎】第二部(14:30〜)を鑑賞。

昨日の都内最高気温は32℃ぐらい。
猛暑慣れした体にはこれぐらいでもいくらか涼しく感じられ、着物で出かけてきました♪

■【演目】
一、河竹黙阿弥 作
  梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)
  髪結新三(かみゆいしんざ)

二、艶紅曙接拙(いろもみじつぎきのふつつか)
  紅翫(べにかん)

「梅雨小袖昔八丈」は大岡政談の「白子屋お熊」の事件を元に作られた作品。
勘九郎さんの髪結新三のかっこいいこと!!
念願の初役だったそうです。
職人としての髪結の手さばきにも、悪党ぶりにも、浴衣姿にも見とれます ♡

中村屋総出、中村勘三郎家の家系図を改めて見てみました。
勘九郎さんの長男:勘太郎さん、次男:長三郎さんの演技からも目が離せず、これからも楽しみです。

「艶紅葉接の拙」の紅翫役は、中村芝翫さんの長男橋之助さん。
こちらも成駒屋総出、華やかで夏らしい踊りが次々に繰り出されます。

どちらも江戸下町の夏らしい演目で、舞台や衣裳も楽しめました。
明日の25日(日)が千穐楽です。

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緞帳は、「霊峰飛鶴(れいほうひかく)」→富貴花競苑図(ふうきかきょうえんず)→春秋(しゅんじゅう)→「朝明けの潮(あさあけのうしお)」と変わり、毎回のことながら見応えがあります。

 

 

お昼を食べないで家を出たので、歌舞伎座地下売店で買った「新世界・グリル梵」のビーフヘレカツ(ハーフサイズ)を、開演前に席で食べました。
牛フィレ肉のカツサンド、すごく美味しかったです。☆☆☆☆☆
世界・グリル梵」、創業八十年の大阪老舗の洋食屋さんなのですね。 初めて食べました♪
銀座店もあるようなので、今度行ってみようと思います。

 

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何を着て行こうか?考えて、白鷹上布にアザミの夏帯をコーディネートしました。
アザミの麻帯は、2008年に当時の銀座アンティークモールで購入した帯。
古い帯ですが、今では見かけないリボン刺繍が素敵で大好きな帯です。



 

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歌舞伎座の帰り、寿司トおでんにのやに寄って軽く食べて飲んで帰ってきました!

  

ビールの後私はすだちハイ、夫は日本酒。
この辺りではすだちは、普段2個入りの小袋でしか売っていませんが
確かこの時期たまに・・八百屋さんで箱入りで安くどさっと売っていることがあります。
箱入りのすだち、しばらく気をつけて探してみようと思います♪

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着物でランチ🇫🇷 (^-^)

2024-06-21 | 着物コーディネート

今日は夏至。
朝から雨が降り続いており、そろそろ梅雨入りかと思われる東京です。
梅雨入り宣言はまだですが。🐌

先日は、友人と二人でランチにでかけてきました。🇫🇷 🍴
半年ぶりに会う友人。
息子たちの中高で出会ってから、もう長い付き合いになる母友です。
久しぶりに会って、美味しいものを食べながらつもる話をしてきました。

せっかくなので、着物で♪
着たいときにさっと着物を着られること、出かける時に着物が一つの選択肢にあることは嬉しいことです。
私がこれまでの人生の中で身につけたことの中で一番良かったと思う、唯一の贅沢な楽しみかもしれません。

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まだ6月ですが、30℃。
迷わず夏着物に夏帯を締めました。
着物は沖縄のとても古い昔の宮古上布(笹蔓蜀江紋)。寸法を直して着ています。
苧麻を裂いた細い糸で織られているので軽くて涼しいのです。
帯はベトナム🇻🇳 北部山岳地帯に住むモン族の手で織られた古い麻布を帯に仕立て替えたものです。



先週ぐらいから「この日、何を着ようかなあ・・」と思っていましたが
はじめに考えていた帯ではなくて、この帯にしたのは・・多分映画の影響。
TV(CS)の映画チャンネルで最近観た映画、
*『青いパパイヤの香り』トラン・アン・ユン(Tran Anh Hung)監督のデビュー作

ベトナムは、いつか行ってみたい国です。
この映画の話はまた今度、別の話題で。^^

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友人は、お値段はお財布に優しく、素敵で美味しいお店を色々知っているので、今回のフレンチのお店も予約してくれました!ありがとう♪



 

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旅の着物

2024-04-07 | 着物コーディネート

木曜日から夫と3泊4日で新潟を旅行、先ほど帰宅しました。
出発の朝は5〜6分咲きだった近所の桜は、満開の夜桜になっていました。

写真整理に時間がかかりそうなので、旅ブログの更新は多分週の後半からのスタートになるかと思います。

今回も旅行に着物を持っていき、3泊4日中、1日半ぐらいは着物を着ていました。
旅行中の1/3が洋服、1/3が旅館やホテルの浴衣、1/3が着物、という配分。
出発前に「どの着物にしようかなあ・・」と風呂敷に包んでスーツケースに入れたのは、
ちょっと粋な雰囲気の羽織・着物・半巾帯です。(^。^)

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格子の紬に羽織は瓠が織り出された十日町のお召縮緬。
実家の父の大島についていた羽裏(宗達の「雷神」)を付け直し、もうかれこれ15年位着ています。
雷オヤジだった父にぴったりの羽裏でした .. 

北陸といえば「日本酒」 ・・ということで「瓠(ひさご)」です♪



羽織紐が古くなってほつれていたので、持って行く前に新しい羽織紐に付け替えました♪



半巾帯に帯留。
帯留はどっちにしようか迷い、かさばらないので2つとも持っていくことに。
丸一日していたのは彫金の「扇」の方で、組み出しは半日だけ。



旅に着物、楽しいです♪♪

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三月大歌舞伎@歌舞伎座

2024-03-14 | 着物コーディネート

火曜日は生憎の雨でしたが、夫と『三月大歌舞伎』@歌舞伎座 昼の部を鑑賞してきました。

一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
  寺子屋

二、四世中村雀右衛門十三回忌追善狂言
  傾城道成寺(けいせいどうじょうじ)

三、元禄忠臣蔵
  御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)


どの演目も有名な演目で、観るのは何度目か。
役者さん方の衣装や舞台のしつらえなどをじっくり楽しむ余裕がありました。

菅原伝授手習鑑では、松王丸の尾上菊之助さんの衣装の文様が「雪持ち松」でした。
雪が積もった植物の和の文様では「雪持ち笹」をよく見ます。
しなだれて積雪に耐え、雪解けになると葉をしゃんと戻す笹に、強さや逞しさを感じる文様です。
松王丸の松にちなんで、雪持ち松。
菅秀才の身代わりになった小太郎は、松王丸と千代の一人息子だったのですね ..
武部源蔵役の愛之助さんの演技も心に残りました。

京鹿子娘道成寺では、白拍子花子が枝垂桜の振袖から雰囲気を変えていくのが見どころですが、傾城道成寺でも傾城清川の艶やかな衣装が早替わりで怨念を表す火焔文様になり、おどろおどろしく変貌していきます。

御浜御殿綱豊卿では、綱豊役の片岡仁左衛門さんのしゅっっとした着姿がさすがな素敵さでした!

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幕間には、歌舞伎座名物の鯛焼きを食べたり、故 四世中村雀右衛門さんの展示写真パネルを見たり。

  

『青獅子』川端龍子(かわばたりゅうし)

無地紬に、道行コートは「牡丹」を羽織りました ♪

 

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壽 初春大歌舞伎@歌舞伎座

2024-01-10 | 着物コーディネート

観劇から日が経ってしまいましたが
7日(日)は夕方から夫と、歌舞伎座で『壽 初春大歌舞伎』夜の部 を鑑賞してきました。

正面玄関には立派な門松。🎍🎍
歌舞伎座の1階ホールには、これもまた立派な鏡餅やピンクと白の餅花(繭玉)飾り。
着物姿の観客も多かったです。



一、鶴亀
二、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
三、息子
四、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)〜鐘供養の場

初春らしい演目が続いた後、
「息子」では、高麗屋3代の共演舞台でしんみり。
松本白鸚(火の番の老爺)・幸四郎(ならず者の金次郎)・染五郎(捕吏)。
「京鹿子娘道成寺」の白拍子花子役の中村壱太郎は、舞踏・表現・引き抜きの衣裳、どれをとっても美しく見惚れるばかりでした。

今回の席は花道のすぐ隣の席で、役者さんたちの細かい表情まではっきり見えました。
終演は19時半過ぎで、外に出ると真っ暗 & 寒。
ゼネラル・オイスターで、生牡蠣半額キャンペーンを1/18までやっている情報をキャッチしたので
そのまま東京駅地下にあるお店に食べに行ってきました。

 

夫と二人で、生牡蠣24ピース、牡蠣フライ6ピース。

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この日が、2024年の着物始めになりました。
大島紬に加賀友禅 牡丹の染帯。

こちらは、幕間に歌舞伎座の売店で買った手ぬぐい。「鶴亀」の演目にも合っていたので。
家に帰ってさっそく教室の部屋の額をこれに入れ替えてみました。

能登・北陸地方では余震が続き、この寒さの中での避難生活のご苦労はいかばかりかと・・
連日のニュース報道に気が滅入っていて、ブログの記事をアップできずにいました。
メルカリの売上金から、少しですが寄付させて頂こうかと思い画面に入力してみたのですが
個人情報も送られるとのこと .. 躊躇してしまいました。
他の方法での寄付を考えてみたいと思います。

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草月いけばな展へ

2023-10-28 | 着物コーディネート

夕方から待ち合わせて、日本橋高島屋で開催中の草月いけばな展を鑑賞してきました。
夫の元職場のチームメンバーだった方も出展されているそう。
家にご飯を食べに来られたこともあり、私も存じ上げているので。(^^)

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*こちらは 草月流第四代家元 勅使河原 茜 先生の作品
どの角度から見ても見応えがあります・・

どの作品も、私が普段ただ花瓶に投げ入れるだけなのとはまるで違います .. (❛‿❛)
花材や色の構成もですが、立体的だからこそ投影される「影」も面白いなあと思いました。

  

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日本橋から銀座まで歩いてみました。
久しぶりの夜の銀座です!
カジュアルイタリアンで食事を済ませてぶらぶら。

四丁目の和光。
他の方のブログで、和光のシンボル時計が期間限定(10月5日〜11月18日)でミッキーマウスデザインになっていることを知り、見たいなあと思っていたのが見られました。^^
ディズニーは創立100周年なのですね。

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この日は大島紬に、昔の丸帯から仕立て直した紅葉の名古屋帯を合わせました♪
着物が気持ちいい季節です。

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秀山祭九月大歌舞伎@歌舞伎座

2023-09-25 | 着物コーディネート

秋分の日の土曜日、夫と歌舞伎を観てきました。
朝のうちの小雨模様も歌舞伎座に着く頃にはあがり、少し涼しい着物日和。

■【昼の部 11:00〜】

一、祇園祭礼信仰記
  金閣寺

二、新古演劇十種の内 土蜘

三、秀山十種の内 二條城の清正
  淀川御座船の場

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●『金閣寺』の雪姫(中村児太郎)の美しいこと・・
雪姫は、歌舞伎に出てくるお姫様の「三姫」の一つ。楽しみにしていました。
金閣寺を背景に桜の花びらが降りしきる中の雪姫は、息を呑むほどでした。
悪役の松永大膳(中村歌六)が、縄に縛られて桜の木に繋がれうなだれている雪姫を「雨に濡れる海棠の花のようだ。」と好色な面持ちで喜んでいるのも .. なんとなく理解できる風情 ..

散り敷いている桜の花びらを集め、足の爪先で鼠を描く雪姫。
・・すると、その鼠に命が宿り縄を噛み切って雪姫を助ける・・という場面は、雪姫が雪舟の孫でもあることに因んでいます。

雑誌にこのシーンの写真を見つけたのでスキャンして貼り付けますね。 いいのかな?

●『土蜘(つちぐも)』は、源頼光の土蜘退治伝説を基にした武闘劇。
予定していた松本幸四郎さんの体調不良で、代役は尾上菊之助さんに。
凄みも迫力も満点でした!
そういえば、2022年5月の團菊祭五月大歌舞伎で鑑賞した時も、(叡山の僧智籌)土蜘の精は尾上菊之助でした。

●『二條城の清正』では、加藤清正役を松本白鸚、豊富秀頼役を孫の市川染五郎が演じる、祖父・孫共演。
今年の「秀山祭」は松本白鸚の弟で2021年に死去した2代目中村吉右衛門さん(享年77)の三回忌追善です。しんみりさせられました。

幕間の緞帳は、↓↓
歌舞伎座新開場を記念して二月に寄贈された「霊峰飛鶴」(横山大観画伯作)と、
今月九月に寄贈された「春秋(しゅんじゅう)」(田渕俊夫画伯作)。



「春秋」は今日の演目にぴったりでした。

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単衣の無地紬に、帯地ではない生地から仕立てた開き名古屋帯(木綿)を合わせました。
帯留はアンティーク。
久しぶりに着物に袖を通すことができて、嬉しい一日になりました。

 

銀座も久しぶり・・
日比谷まで足を伸ばして、二人で牡蠣を食べて帰りました。
工事中は、万が一を思って好物の牡蠣も我慢していたのです。^^;

無事に工事が終わって本当によかった!!
生牡蠣と牡蠣フライで乾杯。
お祝いです♪
 

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夏大島に百合の帯

2023-07-03 | 着物コーディネート

カレンダーは早くも一年の半分をめくり終え、7月に入りました。
いよいよ夏・・という感があります。

予定がいっぱいの忙しい週末でした。
昨日の日曜日は、早朝から長男夫婦の引っ越しの手伝い。
長男夫婦はこれでもう引っ越しは無さそう。
地域に根ざして、家族の歴史を家に刻んでいけるのはいいなあ・・

ふと気がつくと、新居の庭の百日紅(サルスベリ)にきれいな鳥が遊びにきていました。
オナガのようです。
縁起のいい鳥と聞いたことがあります。良かったね!!

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土曜日は、出身高校の同窓会(東京総会)@都内のホテルでした。
鹿児島の県立高校なのですが東京で暮らしている卒業生も多く、この総会には一中・一高女世代の大先輩方から、一番若い世代では高校を卒業後、この春に大学に進学したばかりの若者まで数100人規模の大同窓会になります。

卒業後20年の期(48歳?)が幹事年になり全てを取り仕切ることになっていて、私の期も2011年に幹事学年を務めました。震災の年で大変でした・・
後輩たちに引き継ぎ、最後に出席したのは2012年の会。

この間、同級生たちとは小グループで飲みに行ったり遊んだりしていながら、この総会に出席したのは11年ぶりのこと。

お世話になった先輩方のテーブルを挨拶して回った方が良かったのに、席が近くの同級生とばかりしゃべっていたのを猛省 .. ^^;

一期下の後輩たちに声をかけてもらったのが嬉しかったので、当時色々教えて下さった一期上の
先輩方にもちゃんとご挨拶するべきでした。。
あまりにも久しぶりで全てが浦島太郎状態。。
なんだか気後れしてしまって。。

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家を出る時は土砂降りでしたが、ホテルの最寄駅に着いた頃には雨は上がっていました。
翌日は朝から引っ越しの手伝いを予定していたので
、土曜日は大人しく一次会で帰宅。
帰りも雨に降られず、雨コートの出番はなし。(^^)v
ただ、とっても蒸し暑い一日でした。^^

この日は、故郷の夏大島に百合の帯を合わせました。



大正〜昭和初期のアンティーク帯で、花びらや葉の刺繍に銀糸を使われているのが涼しげです。
百合はその笹型の葉も涼しげですよね。

 

末広は、鬼灯(ほおずき)にしました。
着物の時は、袖口から風を送ります。



夏には好きな花の帯を締めて、季節を楽しむことが多いです。

 

季節の帯〜夏至の頃 - 四季に暮らす

先日、生徒さんから週末旅行された京都の写真が送られてきました6月の京都・・懐かしいです6月の京都には2013年に訪ねたことがあり、貴船のみずみずしさや睡蓮の池に感激...

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六月大歌舞伎@歌舞伎座

2023-06-11 | 着物コーディネート

土曜日【六月大歌舞伎(夜の部)@歌舞伎座】を鑑賞してきました。
16:00開演〜20:35終演・・休憩を挟みながら、たっぷり4時間半以上・・

梅雨入りした東京ですが今日は雨にも降られず、着物姿の人を多く見かけました!





■義経千本桜
 ・木の実(このみ)
 ・小金吾討死(こきんごうちじに)
 ・すし屋
 ・川連法眼館(かわつらほうがんのやかた)

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歌舞伎の三大名作の一つに数えられる義太夫狂言「義経三本桜」。
木の実、小金吾討死、すし屋・・の3つの話では、悪名高い(いがみの権太)が本来の心根を取り戻したときには時すでに遅し。どんでん返しでしんみりした最期でした。
いがみの権太役は、片岡仁左衛門さん。

とても面白かったのは、川連法眼館。
原作の四段目の「切」にあたることから通称「四の切」と呼ばれているようです。
私の好きな尾上松緑さんが、忠信/狐忠信(源九郎狐)の二役を演じます。
健気でちょっとコミカル。松緑さんの狐忠信。
狐詞や早替わり、階段抜けや欄干渡り・・いっときも目が離せない幕でした。
さすがです!!

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単衣の塩沢に絽縮緬の名古屋帯を合わせました。





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母の日、東京駅から高架下呑み (^_−)−☆

2023-05-15 | 着物コーディネート

母の日のプレゼントは、お嫁さんたちからGWに遊びにきてくれた時に頂いていました♪ (#^.^#)
なので夫と二人、特に予定のないのんびり週末。

夫が「いつもお世話になっているのでご馳走する。」って。
はい、いつも世話が焼けてます。ʅ( ~⊖

日比谷公園のバラ園を見てからご飯を食べに行くことにしたのですが、
小雨が降ったりやんだりで天気があまり良くありませんでした。
日比谷公園はとりやめ。

じゃあ、あそこに行こうか?(^^)/

 

小春日和の日比谷公園 のち 昼から呑み^^ - 四季に暮らす

今日もそうですが、昨日の文化の日もぽかぽかの小春日和でした。こんな日は誰もが外に出かけたくなるかと思いきや、夫は家でのんびり過ごすのが好きなタイプ。夫の習慣に合...

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昨年11月に行ったきりで半年ぶり。
あの時は有楽町高架下から歩いて行きましたが、東京駅高架下からの方がやや近いです。
今回は東京駅から →「寿司トおでん にのや」。

このお店、日本酒はそんなに安いとは思いませんが、いいお酒が揃っていて夫もご機嫌。
料理は380円〜680円位の価格帯です。
「ちょっと自分で作ってみたいな。」と思う料理が出てくるのが行きたくなる一番の理由。
美味しいのは勿論のこと、料理の発想が素敵で真似したくなるのです。
で、自分でも作ってみます。

前回行った後は さっそく「牛スジ大根」を作りました。
家では牛スジはよく使う食材なのですが、この味付けと盛り付けは新鮮でした。

 

週末は牛スジ ♪ - 四季に暮らす

週末はのんびり散歩に出ようと決めていたので、金曜日は夜のうちに牛スジと大根をおでんに仕込んでおきました。牛スジは下茹でのひと手間があるので、食べたくなったら前日...

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せっかくの母の日なので、着物で行ってきました♪
じゃんっっ!!(^。^) 単衣の塩沢に和更紗の名古屋帯。

今回も外のテラス席を予約して、開店早々の15時から。^^

15時にお店に着くともう何組か並んでいました。予約していて良かったです。
私たちが着席した後も、次々にお客さんが来てあっという間に満席。
テラス席は2つあり、もう一つのテラス席は私たちの15分後位にきた外国人グループ(5人)が着席。
大門店もあるのですが、私はテラス席がある高架下のこのお店が好きです。

食べた料理の写真をいくつかアップしますね! どれも美味しかった☆ 
(殻付きホタテバター焼き、生クジラユッケ、ホタルイカのキムチ漬け、生本まぐろ中トロねぎ間串焼き、炙り鰻の山椒ポテトサラダ、うな玉バター、そのほかおでんや刺身も食べました)

 

 

 

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17時まで飲んでも、前回来た11月の時とは違ってまだまだ明るい。
帰り道、東京駅向かいの「KITTEキッテ)丸の内」をぶらぶら。
お洒落な雰囲気に目の保養をさせてもらいながらウィンドウショッピング。

6階のオープンテラス(無料)から撮った東京駅の写真です。

  ←おまけ

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着物で飲みにいくのも楽しいです。
息子たちの家族とはLINEで話したり写真交換。
お陰でいい母の日でした!ありがとう。

 

義母が元気でいてくれるのもつくづくありがたいなあと思う母の日でした。

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鳳凰祭四月大歌舞伎@歌舞伎座

2023-04-22 | 着物コーディネート

歌舞伎座は、明治22年の開場以来約130年にわたり古典演劇を上演し続けており、その歴史もまた興味深いです。
隈研吾氏によって現在の姿にリニューアルされ、2013年4月の新開業から10年。

*新歌舞伎座開場十周年記念「鳳凰祭四月大歌舞伎」夜の部を、夫と鑑賞してきました。

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新開場十周年を記念し、L社とN社よりそれぞれ新緞帳が寄贈されていました。
開演前に写真を撮ることに。

●こちらの原画は 東山魁夷作「朝明けの潮(あさあけのうしほ)」
山口県 青海島の瀬叢(せむら)と呼ばれる岩礁 をモデルにしたといわれており、皇居 長和殿「波の間」にある縦約3.8メートル、横約14.3メートルの大壁画です。

●こちらの原画は 横山大観作「霊峰飛鶴(れいほうひかく)」
(以下の説明文↓はネットから抜粋)
冠雪の富士が黄金の光に照らされ、群れをなした丹頂鶴が雲海の中を悠々と飛翔する姿が吉兆を感じさせる作品。威厳ある霊峰富士と気品あふれる鶴は静と動の対比であり、無窮を追求し続けた横山大観画伯の高い精神性と心象風景が象徴的に表現されています。

これまで、期間限定の祝幕緞帳を除くと見慣れてきた緞帳は格調高いこの4種類。
 ・『水辺の四季(みずべのしき)』
上村淳之画 
 ・『夕顔図(ゆうがおず)』
 ・『春秋の譜(しゅんじゅうのふ)』
中島千波画
 ・『朝光富士(ちょうこうふじ)』 松尾敏男画

今回新調された内、 東山魁夷作「朝明けの潮(あさあけのうしほ)」の緞帳は、これまでと少し趣が異なっているような・・
目に眩しく飛び込んでくるような勢いがあり、私はなんだかこれがとても気に入りました!

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1階から2階に上がる階段の踊り場に飾られているのは、
『青獅子』川端龍子(かわばたりゅうし)画
1950年(昭和25年)歌舞伎座再建を祝して描いたもの。
いつもしばらく見入ってしまいます。魂が宿っているような心に残る絵です。

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■夜の部(16:00開演〜)

 一、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
     木更津海岸見染の場
               赤間別荘の場
               源氏店(げんじだな)の場

 二、連獅子

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*『与話情浮名横櫛』は通称、
「切られ与三(よさ)」「お富・与三郎」「源氏店」と呼ばれる人気の演目。
見初め→別れ→再会・・という歌舞伎のメロドラマ。^^

今回は、与三郎(片岡仁左衛門)・お富(坂東玉三郎)。
美男美女役がぴったりでした。
舞台を通して着物の着方や帯結び、仕草、部屋の設えなど・・江戸の暮らしと人情模様にどっぷりはまり込んでいきます。


2005年に71歳で亡くなった義父は、ちょっとした粋人でした。
義父が35年位前に建てた家(夫の実家)は、ずばり、黒塀に見越しの松。^^

物心ついた頃から、夫が何度も聞かされた義父の十八番は、春日八郎の「お富さん」だったとか。
酔っ払うといつも歌っていたそうです。
「当時は子供だったのでよく意味がわからないところもあったのが、この歌舞伎の演目を鑑賞してやっと理解できて腑に落ちた!」と大喜びの夫。
そのまんまだもん。よかったね〜



和泉屋多左衛門役で出演予定だった市川左團次さんが先日お亡くなりになり、河原崎 権十郎が代役として出演しました。

昨年7月に鑑賞した『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』。
釣船三婦役での市川左團次さんの味わい深い演技が思い出されてなりません・・
82歳でいらしたのですね .. ご冥福をお祈りします。

 

*『連獅子』は言わずと知れた歌舞伎舞踊の代表作。
歌舞伎座には外国人の姿も多く見かけました。
今回、清涼山の霊獣、親獅子の精(尾上松緑)・仔獅子の精(尾上左近)。

親子ならではの阿吽の呼吸、ぴたりと決まっていました。
尾上松緑さんの親獅子の力強さに圧倒されながら、仔獅子の左近さんの凛々しさとお父さん譲りの力強さに惹き込まれました。17歳なのですね。これからも目が離せない役者さんです。
本当に獅子の親子のようでした。

 

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1回目の幕間
夫に3階売店まで走ってもらい、歌舞伎座名物の鯛焼き「めでたい焼き」を買ってきてもらいました。
あんこの中に紅白の団子が入っているのがまた嬉しい感じ。
すぐに売り切れてしまうので、今回は買えてよかったです!
熱々が美味しかった♪♪

2回目の幕間
開演前に買っていた「天むす弁当」を食べました。^^

 

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当たり前ですが、家を出た時は明るかったのに歌舞伎座を出るとすっかり夜。 
夜の観劇もいいですね。たっぷり余韻に浸れます。

 

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