今更感謝

これはムスコの浴衣。
この鷹だか鷲だかの柄が気に入って買ったらしい。
この間お祭りに着てったが、雨でぐしょぐしょになったようで、洗濯した。
今の浴衣は洗濯機で洗濯出来るから便利でいいやね♪

で、今更ながら高校の時の家庭科の先生に感謝。
家庭科は好きじゃなかったけど、高校の家庭科の先生はわりといろいろなことを教えてくれた。
山本周五郎の「小説 日本婦道記」を是非読むようにと勧めてくれたのもその先生だったな。
高校生ながら、とても印象深い本だったっす。
今でもその本とっといてあります。

いや、浴衣よ。
授業で浴衣のたたみ方をやりまして、それをおいらは今でも覚えてて、ムスメやムスコの浴衣をたたむことがこれまでも結構あったから、その都度教えてもらっといて良かったな、と思うわけであります。
なかなか着物のたたみ方なんて教わる機会ってないじゃない、先生、ありがとう。

あ、そうだ、その先生、おいらに唯一の１０をつけてくれたんだよ～♪
通知表の１０段階の１０。
他の科目は１０なんて１コもなかったけど。
物理なんて物理部部長だったくせに３とかだったけど。
１０ってすごくない？
家庭科で１回だけ１０があるんだよ！
おいらの中ではよっぽど珍しかったから覚えてる。
確か、自分で家についてテーマを決めて研究レポートを書いて提出するやつで、おらはそれで床の間をテーマにしたんだよな。
床の間の種類をいくつか絵に描いて、説明書いて 提出したら、それが思いのほか高評価で。
ふへへ、だって絵を描くのは得意だったからね♪
文字だけでなく絵を入れたのが良かったんだな、もっとも、こういう時に描くおいらの絵は完璧よ、任せろ～！（なにを？？？）

先生、名前覚えてないけど今はどうしてるかなぁ、もうおばあちゃんだろうなぁ。
お元気でいることを祈ります。