いくつになっても、綺麗でいようとしている高齢の人たちってすごいなぁと思う。
髪をそめたりお化粧したり。
身なりをきちんとしようと努めて。
歳をとるとそういうの面倒になる人もいると思うんだよね。
おいらなんか最初からお化粧めんどくさい、って思っちゃってるもんね
そもそも無理無理ー、自分が綺麗になろうだなんて、無理ー。って思ってる。
だってもう顔立ちが違うもの。
どんなに化粧したところで、美人にはならんよ。
かえって、抗ってるようでみっともなく思っちゃうわ。
普通に、汚くみすぼらしく見えないように、普通に見えていたらそれでいい。
そんなふうに思ってずーっとここまできたわけよ。
おいらは容姿端麗で生まれたわけじゃない、ならば違うところで勝負できたらいいや、と。
なので、美を磨こうと思わない。
見た目じゃなくて自分の中身や能力を高めよう、と思う。思ってきた。
それで満足してきてるわけだから、まぁヨシとしよう。
でも、見た目をより美しく見せようとしてる人たちって、こんなおいらからしたらホントにすげーや、って思うのさ。
意識が高いんだな、すげー。
おいらにはその能力は無かったなー。
これからも無いだろうなぁ。
たぶんそれは姉のせい。
子どもの頃から姉妹似てないねと言われてきた。
姉は周りから可愛いねと言われていて、子どもの頃からおいらはそういうのは姉の担当で自分の担当ではない、と思ってきた。
だから姉が嫌いだ、とか、恨めしい、とか思ってるわけじゃなく、畑違いだ、って認識で育ってきたんだな。
もし姉がおいらと似てる顔してたら、今のおいらの気持ちも違ってたのかな?
んー、そんなことないな、そもそも化粧の匂いも嫌いだし面倒だし
不精な性分さ〜。