ムスコの宿題は、家庭学習。
何でもいい、とのことで、ムスコは漢字の書き取りをすることにした。
「お母さん、問題出して」
と教科書を持ってきた。
で、問題に「げんしょう(現象)」というのを出してやった。
「げんしょうって、どういう意味?」
現象ねぇ~、不思議な現象とか、目の前にいろいろな状況が現れることかな。
「げんって字は何?」
おめぇ、答え聞いてンじゃん。
現れるって意味だっつったでしょ。
「ああ!現れるか」
と、『現』の字を書いていた。
「しょうは?どんな字?」
あんだよっ、やっぱり答え聞いてんじゃん。
動物だよ、動物。
猫じゃなく犬じゃなく馬じゃなく・・なーんだっ!
「え~?何だろう・・・・・
うーんうーん・・・・
馬!」
だから
今、馬じゃないって言ったじゃん!!
「あそっか、うーん・・・
それって大きいやつ?小さいやつ?」
(↑すでに漢字の書き取りではなく、動物クイズになっている)
・・・うーん、小さくない。
「じゃね、・・・・・
・・・・・・
・・・・・(考え中)
!
熊!」
バカモーン
現熊じゃ『げんしょう』って読まないだろうが!!
「あそっか。なんだろ~~???
あ、象だ」
そう、印象とか、象って字は『しょう』って読むでしょ。
「ふ~ん♪」
そして今日、また漢字の書き取りをやるというので、「げんしょう」を出してやった。
したらムスコ、
『現像』
と書いていた。
違うやん!!動物じゃないじゃん!!それじゃ写真の『げんぞう』じゃん!!
まったく、どこまでもトンチンカンチンなやつだよ