昨日は新宿の美術館に「カナレットとヴェネツィアの輝き」展を観に行ってきた。
昼に行ったんだが、そんなに混んでなくて観やすかったわ。
おいらはこのカナレット展で初めてカナレットという画家を知った。
こんな素晴らしい絵を描いてたのに、全く名前を聞いたことなかったのよね、なぜかしら〜。
こういう写実的な風景画を描かれている方。
すげー!なんだこれ、どうやって筆でこんな緻密な描写をしてんだか、凄すぎる
拡大して撮ってみたが、うひゃー!なんだこりゃ〜!
アラが見えない。
どの絵もこんな感じ。
窓一つ描くのも大変なのに。いっぱい描いてるし。
おいら、一つ描いただけでもう満足しちゃいそうなのに、無数にしかも丁寧に手抜きなく描いている。
オーマイガッテンダー!
こんなに細かく建物描き込んでる一方で、ちょっと波の描き方が気になる・・
わりとテキトーだよね?
も少し描きようがあったのでは、と思っちゃいました。
うーむ、こりゃ人気になるわけだ。
1700年代、イギリスからヴェネツィアに来た旅行者たちに大人気だったそうで。
そうよね、当時は写真なんてないから旅の思い出をとっとくには絵画は最適よね。
しかーし!
これは正確な風景画ではないそうで。
建物を研究して自分の中で構図を作ってそれを絵にしてるそうな。
そう!部分的には合ってるかもしれないけどあとは再構築して描いてるイメージ画なのだ。
すげー。
マジか。
建造物をスケッチして頭に入れて正確に絵に再現できる、って。なんだそら。
努力の賜物ね。
カナレットの作品ではないけど、この版画もすばらしかった。
左下のサインすら素敵なのよ。
ね?書体がいいっしょ?
しかしこれ左の建物、顔に見えるな
家政婦は見た!の市原悦子みたいな。
たまたま?わざとこの構図?
ふぅ、今年行きたいと思っていた美術展はとりあえずこれで終了。
また来年が楽しみだわ〜