【横浜川崎近郊のアンテナ工事】株式会社日本住設

アンテナ工事、修理に特化し工事してる電気屋です。LAN配線、LEDバイパス工事等、電気に関する細かい工事も伺います。

TVが映らなくなった場合の大体9割の原因がこれです。アンテナ工事

2020年04月14日 14時12分43秒 | アンテナ工事
今日は暇なのでよく問い合わせのある「TVが映らなくなった」場合の原因について書きたいと思います。

今日もそうですが「TVが映らなくなった」場合で考えられるのは「アンテナが倒れた」「ブースターが壊れた」「配線ジョイント」「配線の劣化」「コネクターの緩み」によるもの
の5つに分類されると思いますが「ブースターが壊れた」「配線の劣化」以外はほとんどが業者の無知による原因です。

「アンテナが倒れた」は施工不良、支線がきっちり張られてないので起こります。まれに屋根を直すときに屋根屋が足引っかけたりする場合もあります。どのみち人意的なものです。

「配線ジョイント」はこれまた施工不良。多くの電気屋がそうなだが家側からでてる同軸がアンテナの所まで届けば1本なので途中で切れることはないので問題ないが
短くて届かない場合、ほとんどの業者が屋根の上で途中で同軸を繋ぎ延長してる。
しかも屋根の上を転がしたままなので雨風では問題ないが雪が積もったとき、その後雪が落ちるときに配線引っ張られ切れてしうまう。
またジョイント部分に雨が入りショートするといった感じです。

この場合は、アンテナ側から配線を伸ばし、家側の配線はカットし、ジョイント部分は防水カバーの中に入れるかもしくは軒下などに隠すのが最適。
ちょっとした手間と材料で防げます。

「配線の劣化」は5,6年もしくはそれ以上絶つと特に白い配線は紫外線に弱いらしく被覆がボロボロになりそこから雨が入りショートしTVが見えなくなる。
この場合、初期症状として乾くと映るので晴れると映ってしまうので時間がたち、お客さん気づきます。最後は芯線がショートし切れてしまい全く映らなくなります。

白の方が紫外線に強そうですが、自分の経験値で黒の方が持ちが良いです。メーカーの素材にもよるでしょうが基本、外の配線は黒にした方が良いでしょう。
よく「外壁が白だから白い配線使いましょう」は日が当たらなければ問題ないと思いますが日当たりが良い場所では自殺行為です。

今日伺ったお宅は、「配線の劣化」「配線の断線」両方でした。
以前より映りは悪かったそうなのですがこの間の季節外れの雪でソラーパネルの滑りも有、雪が落ちるときに配線ごと引っ張られた模様。

「コネクターの緩み」は室外用ブースターの場合、各配線をインシュロック、もしくはテープで固定するのですがこれまた劣化により取れたり切れたりし、
風で配線が揺れ、どんなにまし締めしてても緩んでしまいます。

対策としては、インシュロックを耐候性の良いもにするか(これまたメーカーによると思います)ステンレス線で固定するか、もしくはエフコテープで留める。
ビニールテープは劣化するとほどけてきます。うちはその他いろんな手で止めてます。
良くアンテナのポールから配線が風でなびいてるのはそのためです。

十数年この業界にいて「TVが見れなくなった」の約9割は「配線の劣化」と「配線のジョイント」です。その他はまれなケースです。

いずれも職人の知識とちょっとした手間で防げます。





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