天然色素の青色は、他の色と比べて使用用途が限定される色素だと思いますが、お菓子・蒲鉾などに使用されているのを見かけます。
ブルーは涼しげな色で、特に、夏の和菓子に最適です。寒天に溶かすと清流の涼しさを、生菓子の餡に練り込むと他の菓子の色を引き立てます。色々な生菓子を詰め合わせた時、ブルー色は全体を明るくし、店の雰囲気を良くします。
天然色素のブルーは、熱に強いクチナシ青色素がお勧めです。その他、クチナシ青色素とクチナシ黄色素を混合したグリーン色素もございます。抹茶のラングドシャなど、抹茶の入った焼き菓子に向いています。
クリーム・チョコレートに着色する場合は、油溶性のブルー色素がお勧めです。クリームに直接混ぜる事が出来ます。チョコレートの場合は湯煎で溶かしたホワイトチョコレートに色素を混合します。ブルーチョコレートは涼しい地方(雪国・スキー場など)に向いているお菓子かもしれません。ミントの香料などを入れると、さらに涼しさが加わります。
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