昔々、日航機が御巣鷹山に墜落をした日の前日。
友人達と、彼女を連れて、千葉の海に行く計画を立ててい
ました。
一方では、飛行機の墜落事故の真っ只中、方や彼女を連れ
てのvacation、今にして思えば、ほんの少しだけ後ろめた
い気持ちが有った様な気がします。
あれから23年、あの時の友達も二人亡くなって、少し寂し
い夏の訪れです。
そんな折、『おじちゃん海に行きたい』無くなった友人の
娘からのメッセージ、『連れて行きましょう海に、君達の
パパとママが青春していたあの海に
連れて行きましょう。』親父が無理して買った自慢の車の
傍らに、綺麗だっ
たママを乗せて、夢を熱く語っていた頃の話をして上げま
しょう、そして、勇んで迎えに行くと、大学生と高校生に
成長した娘2人は、具合悪いママと三人で行って来て、上
手く振られました。
欠け始めた友人の面影を偲ぶ、九十九里巡りでした。