暇を持余すと時々出かけてしまう幾つかの散歩道。
そんな散歩道の一つが、お台場の裏びれた感じのする
一区画、海沿いの、華やかな景色とは少し違い、気概
を持って、痩せ我慢をしている、育ちは良いけど金は
無い、そんな趣きを持った婦人の様な佇まいを見せる
地区です。
其処には子供の頃の夢が其処彼処と存在しています。
今は取分け、どんぐりと、銀杏、春から夏には、さくら
んぼとイタドリ。
それに蕗やフキノトウ、小枝で騒いで居る小鳥の隣に
『メジロ』が静かに木の実をついばんで居ました。
そして、夕焼け、この夕焼けも素晴らしいです。
少し寂しく成りますが、好きな夕焼けの一つです。