仕事引継中

結局、異動迄にすべての担当先や業務を引き継ぐことが出来なかったので、不本意ながら当面の間、残業でフォローすることにした。と言っても必要な残業なので悪いことではないし、もらう物も貰える様に交渉したので納得の上。

誰もいない事務所でパソコンを叩きながら、過去15年以上やってきた自分の業務を整理していく作業。

客観的にまとめながら、如何に自分で抱え込んで来た仕事、雑務が多いかを実感している。人にモノを頼むのが苦手な自分の性格が良く出ている。

雑務雑用を通して得た経験はムダではないと思うが、異動先はとにかくやることが多く、無駄を省いていかなければやって行けない部署。

なのでここ最近は作業所要時間を意識しながら仕事をしている。

営業マンって割と無駄が大事だったりもするから、ある意味では自分に合っていたんだろうなと思う。会社には実は無駄でしたとか口が裂けても言えないけどね。

担当交代の挨拶は一軒ずつ電話させていただき、手短に終わらせた。遠方、かつコロナ禍なので直接会うわけにもなかなかいかないということで、直接訪問は控えさせて頂いた。さすがに一抹の寂しさはあったが、時間は待ってくれない。誰にとっても時間は有限なので、今後は長々と他人の時間を奪うようなことは避けていこう。

当初は人事異動に対し納得が行かなかったというのも事実考えとしてはあったが、今となっては良い機会を頂いたものと思っている。働き方はガラリと変わるが、使えるものはどんどん活用しつつ生き残って行こうと思う。

異動になるそうです

会社の人事異動の件で最近部署間でのいざこざが多くなってきています。
今回は僕も内勤部門への移動が決定しているが、まさかの営業員の人員補充無し。
ということは残るメンバーで僕の担当を分散して引き継ぐわけだが、今まで通りにはいかないだろうという印象。
正直、僕が引き継いだお客さんの殆どが不採算、もしくは薄利商品ばかりなので、一部の社員間では低採算を問題視する声も上がっていた。

しかし、自分の中では利益は後でついてくるものと思い、最初からスケベ心でやるのではなく、目の前の仕事を大小にかかわらず着実にこなすことで他社との差別化ができるはずだと信じてやってきた。
そうしていくことで結果的に信頼を得られることもできたと思うし、場合によっては競合他社の製品であっても探し回ってご提案させていただいたりと、小回りを利かせることが時に面倒と思うこともあったが、楽しくもあった。

もちろん、ここまでの対応を後任者に求めようとは思わないし、これは自分のポリシーみたいなところで自主的に行ってきたこと。他に仕事もあろう中で同じようにやる必要はない。
だが、挨拶だけの出張など不要とか、実際に足を運ぶことを無駄と一蹴するその考え方が気に入らない。
そのような発言が出ること自体が、すでに接客担当者としては失格である。リモートで良いというが、直接訪問や面談にはメリットが非常に多くあると思うし、対面で話すこと自体を無駄とするのは如何なものだろうか。
移動時間の方が面談時間より長いとか、そんなの当たり前である。だからこそ訪問には価値がある。

人は勘定ではなく、感情で動く。うまいこと言ったな！（笑）
まあ僕は僕で新部署で自分なりにやっていこうかと思います。