スポークが折れて曲がっているの図。ディレイラーを巻き込んでいたら完全アウトだった。
街乗りクロスバイクとして日々酷使しているSirrus 3.0の納車から2年が経った。
ショップから無料点検の案内をいただいていたので、お盆明けの営業開始早々、自走にてサイクリングがてら伺う事にした。
事前に予約もしており準備万端。特に不具合も見当たらないので問題ないだろう・・・とはいかなかった。
ショップに向かう途中でまさかの後輪スポーク折れが発生。金属音がして嫌な予感がした直後、まさかの事態に血の気が引く。
しかしもう走り出してから結構な距離は稼いでいたので、あまり望ましくはないのを承知の上で自走にてショップへ向かった。
後輪はだいぶ振れていたが、幸い一本だけの破損で済んだので何とか辿り着くことができた。
スポークの予備も在庫でカバーできたので、その後特に問題なく帰宅することができてホッとした。
一応経過観察という形にはなるかもしれない。スポークが飛んだまま走行してしまったので、他のスポークも折れる可能性はゼロではないし、本来ならば全部交換することが望ましいのだが、さすがにそこまでの作業になるとホイールを一から手組するようなものになってしまうし費用も高額になる。
スルーアクスルではないQR式のディスクホイールだから互換性のあるサードパーティ製のホイールもかなり選択肢が限られてくる。アダプターを介せばMAVICで適合するものもあるようだが、街乗りバイクにそこまでの投資をするのであればいっそ新車に買い替えてしまったほうが良いのかもしれないとさえ思ってしまう。
Sirrusは長く乗れるコスパの良いクロスバイクだと思っているしそれは間違っていないとは思うのだが、やはりホイールの規格が独特なのが守備保全の選択肢を狭めていると感じる。昔みたいにロードのホイールがエンド幅さえ合えば使いまわせる時代ではないので。
まあ、このあたりの今後についてはその時になってから考えることにする。今のところは問題なさそうだし。
その他個所については緊急で対策の必要なものはなかったが、予備保全ということで購入時についていたタイヤとチューブを新しいものに交換していただいた。アーバン用で在庫があったパナレーサーのリブモS(35C)を提案してもらったのでそれでお願いした。
32C→35Cに変わったことでかなり太くなったが、リブモS自体が接地面が細い設計になっているせいでもあると思うのだが転がりは軽い。スピードも良く乗るしエアボリュームが増えている分、路面の振動吸収性もかなり上がっているように思える。
お値段もお手ごろだしこれで必要にして充分。予想外の出費ではあったが良い投資であったと思う。