サブ回線でありながら最近はメインになりつつあるワイモバイル版の
XPERIA 10 IIを発売日直後に購入し、半年ほど使用しましたので、実際に使ってみてどんな感じか書き記していきたいと思います。
購入価格
本来、新規契約またはMNPのタイミングで購入する方が安く買えるのかもしれませんが、僕の場合は既にSIMカードのみ契約していたので端末増設扱いでした。
購入金額は41,600円。36回払いでの契約です。
おそらく払い終わるごろには5Gが主流になっているかもしれません。4G世代最後の端末になるかもですね。
2020年11月現在、ワイモバイル版は新規&MNPが39,600円、機種変更の場合は46,800円となっていました。
現在はSIM Free版も各MVNOで購入できるようです。それだと音声SIM契約込みとかになればもっと安くなるかも。
ちなみに、当時「Xperiaを買ってPayPayもらおうキャンペーン」が実施されていましたので応募したところ、後日5,000円分のPayPayボーナスが付与されました。
なので実質購入金額としては36600円です。個人的にはスペックを考えるとかなりいい時期に購入したと思っています。
何れにせよ、前XPERIA機種であったXZsはauでの購入で8万円くらいしたかと思いますので、その半額位の金額。
総務省のお達しで分離プラン必須となり、当時のような購入金額をサポートするような料金体系には出来なくなったから、端末代金の負担は増えましたね…。
デザイン
XPERIA 1からのデザインを踏襲する縦長デザインです。
当初、縦長デザインには違和感がありましたが、この端末に関しては重量が約151gと非常に軽く、横幅が抑えられていることにより持ち易くなっています。
このブルーの色に惚れてワイモバイル版を購入しましたが好きな色です。iPhone 12のブルーは思っていたのより違うという意見が多いですが、この端末のブルーはダークブルーで紺藍に近い色味となっており、シックです。
ドコモかワイモバイル版でしかこの色展開は無いようです。この色に惚れた節もあるので後悔はしてないかな。
ケースはワイモバイル純正のクリアハードケースを使用していますので、このボディカラーも存分に楽しめています(笑)
余談ですがこのクリアケースもかなり出来がいいですね。フィット感もバッチリですし、背面カメラの出っ張りもこのケースで気にならなくなりました。
フロント、バックパネルともにコーニング社のゴリラガラス6を使用しており、元より傷には強いようです。液晶保護は特にシートなどは貼っていませんが今のところ傷はないです。
バックパネルはケースなしだと結構ツルツルして滑ります。置き方に気を付けないとうっかり机や棚の上から落下することもあるかもしれませんが、ケース着用で解決。
ベゼルはサテン仕上げの樹脂製です。アルミやステンレス製よりも軽いですし個人的にはこっちが好きです。
基本ハードスペック
CPUはミドルレンジ用のSnapdragon 665、OSはAndroid 10、バッテリー容量3,600mAh。
RAM 4GB/ROM 64GBということで特に不足はありません。スマホでゲームは全くしないので必要十分です。
少し前のエントリーモデル(Snapdragon 450、RAM 3GB、ROM 32GB)と比べると非常にサクサクと動きます。
ディスプレイは6.0インチのOLEDです。XPERIAシリーズはやっぱり発色がいいと思います。この価格で有機EL採用は素直に嬉しいです。
バッテリーの持ちもかなりいいと思います。割と充電をし忘れても結構持ってくれます。
充電はワイヤレスには非対応ですがUSB-PD対応の充電アダプタを使用していますのでチャージは速いです。接続端子はもちろんType-C。
スピーカーはごく普通のモノラルスピーカーで、XZsのようなステレオスピーカーではない点は残念です。
防水、防塵にも対応していますので、アクティブなシーンでもガシガシ使えて便利です。サイクリストには必須の機能です。
カメラ
ライド中や日常生活など、何かと使用頻度の多いカメラ機能も結構気合が入っています。
超広角、標準、望遠の3眼カメラを搭載しています。
超広角だとレンズの歪みはどうしても発生しますが、広く撮れるので風景などには重宝します。
望遠は2倍ズームで寄りたいときにも便利です。
ナイトモードはちょっとマシになる程度でした。iPhone 11のような強力なものではない点は注意。
XZsはGレンズでしたがこの機種に搭載されているレンズは特にブランド品ではないです。
上位機種の1や5にはツァイスレンズが搭載されていますので、カメラにこだわるならハイエンドということになりますが、F2.0(標準レンズ時)ですし、画素数も1200万画素ということで多すぎず少なすぎず、結構明るく撮れます。
ソニー製カメラでおなじみのプレミアムおまかせオートが搭載されているのは有難いです。
この辺りは、後でLightroomでレタッチ出来るのであまり重要ではないです。
オーディオ
前述の通りスピーカーはもうちょっと頑張ってもらいたかったところですが、聞き取れないほどではないので普通に使えることは使えます。
むしろエントリーモデルで高音質のステレオスピーカーを搭載している機種を探す方が難しいですよね。iPhoneはSE2でも音はかなりいいのでさすがだとは思います。
ヘッドホンで使用する際はこの機種は真価を発揮します。ワイヤレスはApt-XとLDACコーデックに対応していますので、ハイレゾ音源をワイヤレスで飛ばすことができます。
DSEE HXも搭載しているのでハイレゾイヤホンとの組み合わせで、圧縮音源もハイレゾ相当にまで高音質化してくれるそうです。
が、正直僕の耳ではあまり違いが判りません。でも普通にいい音だと思っております(笑)
プリインストールされているミュージックアプリの中のイコライザーが結構エグイので、重低音ズンドコしていて気持ちがいいです。
やっぱり有線イヤホンは使いたいです。ということで3.5mmイヤホンジャックもしっかり搭載されている点は高評価です。
XZsでお世話になっていたデジタルノイズキャンセリング機能が最近のXPERIAでは搭載されていません。おそらくヘッドホン側でやってね、という事なのかな。
おサイフケータイ機能もあります。最初の方はサービスエリアの自販機などでエラーが出て使えない不具合を何度か経験しましたが、最近のアップデートで修正されたらしく今は不具合なし。
個人的にはPayPayを使うことが圧倒的に多いのですが、都市部の方はSuica機能はよく使われるかと思いますので重要なポイントでしょう。
指紋印象は電源ボタンと同じ、サイドにあり、触れるだけでロック解除と電源ONが出来ます。
反応は特にストレスなく使えるのですが、触れるだけで反応するので知らない間に他の指で触っていて、いざ解除しようと思ったら複数回失敗して認証エラーになっていることがあります。
総評として、買って良かったと思いますし、出来れば割賦払いが終わるまではお付き合いしていきたいと思わせるスマホだなと思います。
個人的にはiPhone 11の時のような激重スマホでの失敗はもうしたくありませんので、軽量であることはどうしても外せないポイントです。