山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

脊梁遠征一日目  白髪岳、陀来水岳 周回

2017-03-13 20:39:09 | 九州の山

3月11日 (土) 晴れ 3名

峰入り道歩きの最終回の時に風来坊さんにお聞きしていた企画に乗っからせていただき今回の山歩きになった。

私が土曜日休みになったので、本命に加えてあと一座軽い山歩きを計画していただいていたのは、大金峰、小金峰であったが、二本杉峠のチェーン規制が解除にならず、他の山で提案頂いたのが、白髪岳であった。どちらも未登なので異存なく、ガック隊長と三人我が家を午前9時前に出発。人吉インターから一時間ほどで雪がわずかに残る登山口に到着した。お昼になったので昼食をとってから出発。

登山口12:25~白髪岳13:55~陀来水岳14:45~登山口15:55    3時間30分

天気も良く、風もない素晴らしいコンディションである。ここにもシモバシラなる不思議な植物があるそうなのだが、お昼過ぎからの登山では期待できそうもなく、出会った登山者(小学生5~6人を含むグループや、単独の男性)に聞いてみたがご存じなかった。

登り始めは、木も割と小さく日陰に残るザラメ雪を「ガサッ、ゴソッ」と踏んでいく。休憩を促す立札がなんだか、面白い!

猪の子伏という、およそピークらしくない場所に三角点があった。

次第に大木が多くなってくる。コシアブラという珍しい名前の木があった。

風来坊さんによると、新芽を天ぷらにすると美味いそうだ。(流石グルメの風来坊さん、よくご存じです)(^o^)

ブナの林に入ると明るく、展望も開けてくる。

この木なんの木、気になる ブナ!

右奥に白髪岳山頂が見えてきた。

スマホデビューした風来坊さんが、山座同定に挑戦

夫婦ブナ(勝手に命名)の間にちゃんと子供が!

三池神社到着。雨乞いの神社だそうなので見て見ぬふりをしてしまいました~^^;

山頂が近づくと、やはりこちらは地元ですね。

360度の大展望が広がる山頂。素晴らしい天気だ

各自「俺の日ごろの行いが良いから~」と思っていたことでしょう。^^;

山名に最もふさわしい?おじさん(でも、白髪さえ少なくなって~!)

南東には、市房山、江代岳、南西には霧島連山の眺望がすばらしい!)

風来坊さんから、時間に余裕があれば国見山往復も可能と言われていたが、ちょっと押してきたのでキャンセル、その代わり登山口で確認していた陀来水岳を回って周回で帰ってみようと。手前の稜線はなかなか魅力的でその奥に常緑樹に覆われた陀来水岳が見える。

 

気持ちよく下って行く。バリエーションかと思いきや、人吉山の会さんがつけた目印も適当にあり楽しみながら下って行く。

 

大木と青空が素晴らしい

ブナに寄り添うヒメシャラがなんだか、女性っぽく見えた。(病気かなあ?)

陀来水岳が間近になってきた。

いったん鞍部まで下ると林道への分岐があり、ここから山頂までピストンする。

山頂は樹木に覆われ展望なし。山名にあるように、仏様が水を恵んでくれるという意味でしょうかね?

分岐まで戻り一気に谷を下る。谷底を渡り急斜を登り返すと、荒れ果てた林道に出合う。

下ってきた斜面を横目に見ながら林道歩きしばらくで登山口へ。

ピストンよりもこういう風に周回できると結構得した気分。

4時前に下山完了。大木と展望の名山でした。

さて、明日に備え五木の道の駅へ移動

30分ほど前に到着されていた寝太郎さんと合流して、まずは夢唄で汗を流す。その後隊長と私のテントを一番上の駐車場に設営(結構テント泊の方が多かったですね)夕食を食べに、美人ママがいるらしい?ロッジ山小屋へ6分ほど車移動。

が、なんと!本日貸切!との事。風来坊さんが聞いてみると「今ならいいですよ」との事だったので、何とか夕飯にありつくことができた。「やでうでじや!」(笑)

駐車場に戻り、二人用の私のテントにおっさん四人ぎゅうぎゅう詰めで、宴会へ突入!

これがホントの、四方山話(ココ、読者のみなさん「上手い、座布団一枚」と突っ込むとこですよ)というぐらい!楽しいひと時でしたねえ

しかしやはり狭かったので、帰り道、宴会テントを備品として購入した方がいいかな?と馬鹿なことばかり考えるおじさんたちでありました。

さて、明日は厳しい周回が待っている。

とりあえず、おやすみなさい~~~