3月12日 (日) 晴れ
夜中は結構冷え込んだが、結構眠ることができた。隣のテントでがさごそする音で目を覚ます。
午前4時起床。テントをたたんでいるとフライシートの内側の結露が凍りついていた。とりあえずトートバックに濡れたまま放り込み、お湯を沸かし朝食をとる。一晩お世話になった駐車場を6時20分ごろ出発。久連子に向かう。
岩宇土山登山口に車を置く予定だったが、久連子古代の里の駐車場が開いていたのでここに車を停め、準備してまだ暗い中を出発する。
今日のコースとグラフ
古代の里から反時計回りに歩いてます。
久連子古代の里6:05~奥座向7:45~積岩山8:34~岩茸(いわなば)山8:57~蕨野山9:13~鷹巣山9:51~
石楠山西峰10:38~石楠山東峰10:54~南山犬切12:08~七遍巡12:27~林道(山犬切峠)12:59~北山犬切13:24~
一本樫山13:34~下福根山13:48~中福根山13:57~前福根山14:22~上福根山14:32~オコバ谷分岐15:13~
白崩平15:37~久連子古代の里16:45 10時間40分(休憩含む)
明けやらぬ、久連子古代の里を出発する。気合が入る~!
奥座向登山口を見落とし、少し先まで行ってから引き返す。風来坊さんのスマホで確認した(早くも役に立ってます~)
登山口からトラバース気味に尾根の末端まで移動。ここから尾根の急登が始まる。激直登で、ペースを守ってゆっくりと
雪も残っている。兎の足跡を追って登って行く。時々スマホで位置確認。抜群の精度である。
一座目の奥座向
先は長いが一つづつ
ここらの尾根は、ドコモの携帯はつながるようだ。いざというときのために知っておくといいね。
ここらには馬酔木が多く、登山道をふさいでいる。毒があるそうなので鹿害がないのかもしれない。
二座目の積岩山が見えてきた。
岩茸越をすぎると積岩山登山道分岐、直ぐで岩茸山到着。これで3座目
みんな快調の様だ。足も口も良く動く^^;
雪の尾根道歩きは気持ちが良い。適当に先頭を交代しながら歩いていく。
蕨野山を通過。あとから思ったのだがやはり雪道歩きは少しづつ体力を余計に使うものなんでしょうね。
大木は少ないが展望もありなかなか気持ちよく歩くことができる。
トンネル登山口分岐を通過
石楠山西峰は意外と近い。石楠越をすぎ偽ピークの先に石楠山東峰があるが、此処に山頂プレートはなかった。
ここらで昼食。倒木に腰かけてカップ蕎麦を頂く。ついでにアミノバイタルも補給。
20分ぐらいの休憩でしたが、今日腰を下ろしたのはここだけでした。
風もなく、お天気の縦走路歩きは幸せの一言。でも少し疲れもたまってきたなあ~
南山犬切までも偽ピークにだまされたり、ドリーネがあったりと、この付近はとても感じがいい
これで8座目
七遍巡のピークは変化のない鈍頂。ガスがでたりしたら迷いやすいかもしれない。
皆さん、次第に足取りが重くなってきた。山犬切峠に出るころには疲労もピーク。一休みして北山犬切への急登に取りつく。
ここらはずっと寝太郎さんが先頭で引っ張ってくれたので助かった。
ペースもガタ落ちでなんとか、北山犬切へ。
北山犬切は岩の痩せ尾根のピーク。最高の展望が迎えてくれた。
引き返して上福根山方面へ向かう。気がつかなかったがこのプレートの所が一本樫山だったようだ。
北東に国見岳がさっそうと見えていた。
さあ体力も残りわずかだが、ここからは開き直って頑張るしかない!一番若い寝太郎さんのリードで福根一族のピークを次々と踏破していくが雪が深くなってなかなか苦戦
前福根山到着~!山頂プレートはないがもうここしかなかろうと決定。
谷を挟んで、朝歩いた尾根がながーく見えていた。よう歩いたバイ!
ここから上福根山山頂は近い。マンサクはわずかに咲き始めたばかりだったが、少し元気をもらった。
15座目の上福根山はこの日の最高点(1645m)
「もう登らんでヨカバイ」と喜ぶ~
しばらく休憩して、時間が結構押してきたので、岩宇土山はパスすることにして下山し始める。
下山にかかると途端に元気が出て、早い早い(誰が?) ポンが~(爆)
七遍巡の山頂?が南東に見えていた。
オコバ谷分岐までほぼ30分でカバーし一気にオコバ谷を下って行く。
雪が融け、ぬかるみとなった急斜面は歩きにくくすべってころんで大分県になる前に、「足を前に出せよ~」と
で、何とかお日様にあたる福寿草に間に合いました。
どなたかがヤラセの雪を運んできていたが、一か所ちゃんとちゃんとの雪割り福寿草を愛でることができました。
今年も見れたよ~~~ヽ(^。^)ノ
あとは淡々と下って、登山口へ。苦労した隊長は万歳で~~
久連子古代の里へ戻り、ノンアルコールビールで乾杯!!
美味かったあ!
10時間40分かかって、何とか周回完了。久しぶりのがっつり、へとへと歩きでした。
下りが速すぎたとのどなたかの声が聞こえたような気がしましたが、聞かなかったことにしておきましょう。(笑)
帰る方向が違う、寝太郎さんとはここでお別れ、お疲れ様でした。
我々は、夢唄で汗を流し、風来坊さんの運転で福岡へ無事到着。
予想通り、きつい山行でしたが、楽しく歩き通すことができました。企画の風来坊さんご苦労様でした。寝太郎さん、一番長くトップを歩いてもらい助かりました。ガック隊長、いつも笑いのネタ提供痛み入ります。
またご一緒しましょうね~!(^o^)
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