中.米首脳会談の世界史的意義と、韓半島.東北アジア情勢

★オバマ・胡のホワイトハウス会談で何が話し合われたのか？　
1月18日夕,ホワイトハウスでの非公開晩餐には、両首脳の他に中国側は戴秉国国務委員とヤンジェツ外交部長が、米国側はクリントン国務長官とトニルロン国家安保補佐官だけ参加した。
非常に気になる。その一端を中国清華大・チョン・キヨル招聘教授が、発表されていない内容を大胆に推測した。特大のプレゼントを携え訪米した胡主席は、何を迫ったのか？namsang



中.米首脳会談の世界史的意義と、韓半島.東北アジア情勢

-抜粋

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北の全面戦争カード,
中.米首脳会談で、東北アジア外交安保問題が核心議題になるように強制


●非公開対話の席は、すでに為替レート、貿易不均衡問題のような経済問題より外交安保問題が核心懸案であったようだ。
首脳会談直後に続く東北アジア.韓半島周辺の動きが、ホワイトハウス非公開晩餐で行き来したと推定させる。

それはいったい何の取り引きだったのだろうか?
北・米関係問題、すなわち東北アジア.韓半島平和安全問題が核心ではなかっただろうか？

仮設だが上の推定が正しいならば、 それは恐らく対北朝鮮敵対戦略を変えるという取り引きだったのでは…。
‘北朝鮮崩壊’に基づいた‘吸収統一戦略’が非現実的な夢であること認めたのでは…。
北の‘政権交替’が極めて非現実的な夢想にすぎないという東北アジア政治軍事現実を、アメリカが受け入れたのでは…。

米国が対北朝鮮敵対政策を変えるという言葉は、まもなく北と共存共生の道を模索するという意味だ。

北.米関係変化の第一歩は、平和協定締結を意味する。 すなわち米国は、北.米関係で停戦協定を平和協定に代替するための北.米両者対話に臨まなければならなくなっている。

推定される 中・米合意が実践される場合、それらは東北アジアに6-70年ぶりの一大変化になるであろう。


● 何がそのような変化を可能にしたのだろうか?

“朝鮮戦争後の最大危機であった”という‘延坪島砲撃戦’を通じて、北が米国に突きつけた‘全面戦争カード’が要因のようだ。

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“戦争挑発カードに全面戦争カードで対抗した、最高潮に達した北の圧迫に、米国がこれ以上持ちこたえられなかった”と解釈する国内外の色々な専門家たちの主張、分析がある。
中.米会談成功背景には北.中対米連合戦略があった。
試練を経て復元された北.中血盟関係が産んだ初めての戦略的成果と評すことができる。

米国主導の韓.米.日同盟戦線が、北.中.ロ自主統一戦線の前にひざまずいたのだ。

もちろん‘隊長’米国が‘衰退する帝国’になったのが敗北の根本原因だ。
米国が突撃隊として前面に出したMB事大買辧政権が、今日自身の運命さえ計ることができないほどの危機に置かれているということは、もう一つの理由だ。
彼らが天安艦カードで押し通そうとして惨敗した、昨年6.2地方選挙が良い例だ。

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60年を越した北.米対決の歴史は、1953年7月停戦協定後、これを永久平和体制に転換させる平和協定締結を切実に、そして粘り強く要求した国は北の方だ。
反面北が1954年パリ交渉会議の時から粘り強く要求した平和協定締結を、無視し拒否したのは米国だ。
一方“北の戦争挑発を抑制する”ために永久駐留名分を作り出し、韓半島に冷戦分離体制を存続させたのも米国だ。

中国の学者らは60年間、韓半島永久平和体制を最も切実に望んだ国は北朝鮮だと主張する。
米国の常時的軍事侵略威嚇に対抗して、腰のベルトを引き締めたまま限りない準戦時状態の人生を強制された国が北であるのだ。

今日アフガニスタン、イラクで行っている米国の超特大型人類史的犯罪は、隣人を戦わせた後漁夫の利を得る‘分裂統治’の手法だ。

今日崩れ落ちる米国支配のエジプトが、そうだ。 しかし米国は、逆に北を‘挑発者’と呼んで60年間洗脳した駐留名分もまた、いつかエジプトのような運命を避けられないだろう。

北を‘主な敵’と洗脳し、兄弟が互いに戦うようにさせた米国は、半世紀を超える間に天文学的単位の先端武器販売であらゆる利益を貪った。 日本もまた、米国と共にまた他の漁夫の利を得たことは言うまでもない。 彼らの偽り、偽善、分裂統治時代が崩れ落ちる声が、中東をはじめ地球のあちこちで見え始めている。


●米国支配の地球村一極制度を変えた、中国の対外戦略変化

昨年韓半島戦争危機を経る過程に、東北アジアに一つの重要な戦略的変化が発生した。

中国に起きた変化だ。 南北だけでなく中国、ロシアも韓半島分断対決構図が彼らに何を意味するのかを悟ったのだ。

韓半島の永久平和安全保障なしに、東北アジア平和安全もまた、不可能な現実であることを悟ったのだ。
平和協定締結、北.米関係改善が、北だけでなく中国もまた、東北アジア皆が共生できる絶対先行条件という戦略的悟りを開いたという変化だ。

中国の戦略的悟りは、2008年秋温家宝総理北朝鮮訪問以後、北.中血盟関係を復元させた背景だ。 今日北.中血盟関係が最高峰に達することになった背景には、MBを前面に出した米国の東北アジア戦争危機カードが皮肉にも助けになった。

中国の対外戦略変化、特に北.中関係を確固不動の関係にさせた張本人は、ブッシュ=オバマ、MB政権だ。 彼らの傲慢、見せ掛け、偽り、言葉の遊びのためだ。 ‘戦略的忍耐’、‘非核.開放.3000’のような言葉の遊びと共に、韓国は突撃隊、日本は後方部隊にして北、中国に戦争圧迫を加えた米国の失敗した東北アジア軍事挑発戦略のためだ。
結局この戦いで負けたのは、韓.米.日軍事同盟である。 東北アジアが米国自ら掘った墓になろうとしている。