はい。
カリフォルニア中東部にある、
セコイアナショナルパークに行って来ました。
Kings Canyon National Park(キングスキャニオン国立公園)と隣接していて、
セットで$20で入れるんだけど、
私はキングスキャニオンには行ってないです。
此処も終始峠道で、とにかく時間がかかるんですわ。
今回は看板が見当たらなかったので、
ビジターセンター内の展示から引用。
いい味の看板だ~。
そうそう、ゲートを通過してすぐに渡されたのがこれ。
ヨセミテ管轄になってるみたいだけど、
オモチャみたいなGPS。
これでビジターが何処を通るのか調査しているそうですわ。
1つは持ち歩いて 1つは車の中に保管。
帰りにゲートで返却するらしい。
ちゃんと皆返却しているのか謎だけど、
なんつってもGPSなので、
ウカウカ持ち帰ったら、何処までも追いかけられてしまいますぜ。
さて、まず来たのはこちら。
Sherman Tree Trail(シャーマンツリートレイル)
世界最大の木らしい。
って、実は周りはセコイアの大木だらけなので、
どれが一番だかよく分からないくらいだけど。
こちらはTough Twin(タフツイン)
皆この真ん中で写真を撮る。
表皮がフサフサしてるんですわ。
キウイフルーツの皮みたいな毛が生えてる。
こっちには巨大な切り株。
まさにスライスされた状態で置かれてる。
私が気に入ったのはこちら。
此処からのトリプルショットが好き。
また少し進むと、倒れている木がある。
これは何かと前に行くと、
何か前にあるある。
ポッカリトンネルが作られてるし。
そりゃ登るよね~。
あちこち寄り道しながら、シャーマンに到着~。
General(将軍)ですよ。
そりゃあ、立派すぎてカメラに収まらんし。
アメリケン体型の人が小さく見える大きさは、
どのくらいかというと、
樹齢約2200年、高さ83.8m、接地周囲は31.1m、直径11.1m。
南北戦争の北軍指導者、ウイリアム・シャーマンに因んで
名付けられたらしい。
将軍にご挨拶したあとは、
Giant Forest Museum(ジャイアント フォレスト ミュージアム)に移動。
此処で車を停めて、シャトルバスに乗り換えるんですわ。
各ポイントを回れるバスで、トレイルコースを歩くのにも便利。
このミュージアム前にあるのがSentinel(センチネル)番人って意味の木。
はい、やっぱり写真に収まらない~。
シャトルバスに乗って、やって来たのがこちら。
Crescent Meadow(クレセントミドゥ 三日月の草原)に向かうのだ。
シエラの宝石と言われた草原よ。
その横の看板。
この看板は、ガッツリ登山したい人用。
High sierra(ハイシエラ)というトレイルコースで、60マイル歩けば、
Mount Whitney(ホイットニー山)というアメリカ最高峰、4420mの山に辿り着きますよ。
特別許可が無いと登れないので、申請が必要。
この山は東側からかろうじて見えるくらいなので、
車で回っても全く近づけない山なんですわ。
という強敵の山はさておき、
Crescent Meadowに到着~。
上空から見ると三日月型の筈。
このまま森の中のトレイルコースを進むのだ。
まさに枝毛。
これは猪木でしょ。
「1.2.3.ダーッ!」
切り株もあるんだけど、
これは1890年、ナショナルパークに制定される前に伐採されたもの。
ナショナルパークの植物は一切採っちゃいけない事になってます。
落書きもダメだからね。
そして次に到着したのがこちら。
Tharp Log(サープ ログ)
この地に入植してきた最初のヨーロッパ人で、
ジャイアント・セコイアの倒木をくり抜いて小屋を作った
ヘイル・サープ (Hale Tharp) という人の名前が付いているのだ。
こっちから~、
こっちに繋がってる~。
これぞログハウスですな。
中に潜入~。
シンプルな造り。
涼しくていいねぇ。
テント生活よりずっと快適。
素晴らしい天然素材。
たまに土管に住んでる人がいるけど、こっちの方が快適ですぜ。
なるほど、これが倒れたんだな。
更に進むとまた倒木が。
これは歩けるようにカットしてある。
更に進むと痛々しい木が多い。
満身創痍。
内部が黒コゲですわ。
これらは山火事で焼けた痕。
セコイアの木はタンニンの成分が多くて、火事でも生き残れるらしい。
そんな黒コゲくんを見ながら進むと
Chimney Tree(チムニーツリー)に到着。
煙突ってことですわ。
勿論潜入しますよ~。
こういうの子供じゃなくても楽しいね。
確かにポッカリ空いてる~。
壊れた煙突。
風通しがいいので焚き火がよく燃えそうだなぁ。
さて、煙突を後にして戻るのだ。
途中やっぱり黒コゲの木が多い。
黒コゲ大木の前に若木。
歴史を感じるね。
松ボックリも真っ黒。
もとは白かった筈なのに、黒コゲになって頑張ってる~。
はい、森の散策を終え、
帰りもシャトルバスに乗って、ミュージアムまで戻って来ましたよ~。
もうこの時点で17:00なんですけど。
これ以上奥に進むと帰れないので本日終了~。
此処もキャンプしないと回れないパークだね。
何つってもずーっと峠道なので、近隣の町から来るだけで大変。
でも、森の中を歩くなら、一推しのパークなので、
是非巨大な木々のパワーを貰ってくれたまえ。
さてさて、
次回はHearst Castleというお城に寄り道。
お楽しみに~。