東京では急に雨が降り出した昨夜、
週の真ん中だというのに、お台場までライヴを観に行ってきましたよ。
TOWER RECORDS presents FIST BUMP vol.1
氣志團×キュウソネコカミ ~校舎のウラで一触即発!?~
簡単に言うと、タワーレコードの企画で
2組のバンドが出演する対バン(バンド対決)ライヴ。
氣志團は時代錯誤のヤンキーバンドねぇ、くらいの認識があっても、
キュウソネコカミとはなんぞや
という方も多いと思うので、HPを載せておきますよ。
彼らの楽曲は「メガシャキ」のCM曲にも使われていて、
10代、20代に人気のバンドです。
Zepp Tokyoは、基本的に立ち見のライヴハウスで、
1階はオールスタンディング、
2階は指定席だけど、座席数は少ないのだ。
私はいつも立ち見で、中間くらいの位置取りをすることにしている。
私のチケットは、早い整理番号だったんだけど、
特にグッズを買う予定も無かったので、開場後に到着。
今回は氣志團の限定グッズは無く、
キュウソネコカミとのコラボTシャツがこちら。
「ヤンキーこわくない」というのは、
キュウソネコカミの楽曲に出てくる
「ヤンキーこわい」というフレーズのパクリ。
ヤンキーに対してコッソリつぶやいているセリフを
そのままTシャツにしてしまった。
勿論、タワーレコードの限定グッズも売っている。
それにしてもねぇ、いつもの対バンだと、
氣志團と相手方のファンは半々くらいなんだけど、
今回は圧倒的にキュウソファンが多かった。
キュウソグッズのタオルを肩にかけている若者が多い多い。
パッと見、8:2でキュウソの勝ち~。
まぁ、氣志團は全国ツアー真っ最中だし、
無理して平日に来ることは無いと思うのも仕方ない。
キュウソファンは学生さんが多いので、
平日も無理せず来れるのだろう。
さて、通常なら若手が先陣を切るのだが、
何故か今回は氣志團先攻。
いつもの定番曲で入場し、
「房総スカイライン・ファントム」というインストゥルメンタル。
ん照明が暗いので分かりづらいけど、
明らかにいつものメンバーとシルエットが違う
続いての曲はお馴染み「One Nignt Carnival」
照明が明るくなり、メンバーの顔がハッキリ分かる。
確かにこの派手な刺繍ランを着ているのだが...。
左から、ギター 星グランマニエ → 二階堂腱ヂ(微熱DANJI)
ベース 白鳥松竹梅 → 川上勇喜(アヤノコプロ)
ダンス&コーラス 早乙女光 (本人)
ヴォーカル 綾小路翔 → 錦織純平(微熱DANJI)
ドラム 叶亜樹良(本人・助っ人)
ギター 西園寺瞳 → 星屑輝矢(微熱DANJI)
に代わっていたことに大爆笑。
歌声は翔やん(綾小路翔)のアテレコ。
こちらが氣志團の弟分、微熱DANJI。
左から錦織純平、星屑輝矢、二階堂腱ヂ
氣志團のライヴでは、毎回活躍している重要なメンバーなのだ。
ということは、本物の氣志團メンバーはいつ登場
突然「One Nignt Carnival」の曲を打ち切り、
「DQNなりたい、40代で死にたい」というキュウソの楽曲が流れてくると、
キュウソファンの女子たちが後ろから押し寄せてきた~
そして「ヤンキーこわくない」と連呼して現れたのは、
キュウソのコスプレをした氣志團4名。
キュウソファンの女子たちはキャーキャー叫んでいるけど、
落ち着け、君たちのお目当ての人たちじゃないだろう
どんだけ目が悪いんじゃ
なんと氣志團メンバー全員、黒髪、裸眼、Tシャツ姿。
「ヤンキーこわくないTシャツ」を着て登場した
腫れぼったい一重瞼の男は、間違いなく翔やん。
「キュウソネコカミ親衛隊木更津支部、チクビアマガミ」
「オレの名前はアヤノコウジセイヤ」
会場は大爆笑。
白いTシャツはマジックで黒ブロックに塗って、
翔やんのスニーカーも赤く塗って、
その日のキュウソメンバーのスタイルをパクっていた。
因みに20年間バンド活動をしてきて、
初めて裸眼でステージに立ったそうだ。
思い起こせばDJ OZMA全盛期、
氣志團活動休止中の2007年4月に行われた
氣志團四天王presents 春のぽっかぽっかツアー2007にて、
サプライズゲストで登場した「木更津サリー」という限定ユニットで、
翔やんはヴィジュアル系メイクでステージに立ったことはあったが、
その時は赤い髪だったし、かなり目張りが入っていた。
それに引き換え、今回のナチュラル地味系には度肝を抜かれたわ~。
遠くから見ていたキュウソファンは、
この人達だと勘違いするクオリティ(笑)
更に凄いのは、キュウソ名物「筋斗雲」をパクってしまったこと。
ヴォーカルのセイヤが、筋斗雲と書かれたボードに載り、
客席にカメハメハを撃つというパフォーマンスを
翔やんが先にやってしまった。
後攻のキュウソが、
「氣志團が先にやりたいて言うたから、おかしいと思ったんや。若手潰しや。」
とボヤいていたけど、
リハーサルではキュウソのパクリをするなんて全く分からなかったらしい。
アンコールでは改めてリーゼント、長ラン姿の氣志團が登場。
40分でリーゼントを仕上げたらしい。
楽屋はダイエースプレー大噴射。火気厳禁。
こうして毎度毎度、練りに練られた氣志團のサプライズのおかげで、
ライヴを観に来た老若男女、皆の幸福度がアップしているのだ。
今年でファン歴10年の私、
一途に氣志團を想い続けてきたことを 改めて誇りに思うのですよ。
アメリカ滞在中の2年間で、氣志團のライヴを観るためだけに3回も帰国し、
広大な大地を、氣志團の曲だけエンドレスで聴きながら旅した
クレイジーなアメリカ旅本がこちら。
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