はい。
キャピトルリーフナショナルパークに来ましたよ。
きっと知らない人ばかりだな。
私も全く知らんて。
何が凄いって、入場料取られないナショナルパーク。
いきなりビジターセンターに着いちゃったし。
とにかく地図とガイドを貰って、トレイルコースとか天気とか確認。
何が凄いって、トイレ使用禁止。
水が出ないとは聞いてたけど、これでキャンプ場があるんだから凄い。
飲み水も無くて、キャンプ場で洗い場使用する時は
$5払わなきゃいけないらしい。
いやぁ、ワイルドな公園だね。
こちらビジターセンターから見える景色。
ちょっと南に下ったところに、キャンプ場と、農場がある。
なんとこちらの公園は果樹園があって、
フルーツ狩りが楽しめちゃうんですわ。
収穫OKの標識が出ていたら自由に入れるらしい。
料金箱システムね。
残念ながら、今日は収穫出来なかったけど、
8月~9月には、モモ、ナシ、リンゴの収穫が始めるらしい。
こちらのミュージアムで、
19世紀にモルモン教徒が始めた果樹園の歴史が見れますぜ。
モルモン教って、一夫多妻制で有名。
ミュージアム前の景色。
気になるキノコ岩。
水が出ないと言いながら、
スプリンクラーは絶賛稼働中だけどね。
まぁ、入場料取らないから仕方ないか。
さ、私はオモロイ景色を探しに出かけるのだ。
って、南に向かうScenic Drive(シーニックドライブ)という道を走り始めたら、
出た出た、無人の料金所。
この道だけは有料で、$5払うらしい。
勿論私はナショナルパークパス持ってるからスルーですって。
最初に入り込んだGrand Wash Road(グランドウォッシュロード)
舗装されてないんですわ。
愛車カーリーに気を遣いながら、時速10マイルで走行。
表通りとは景色が違うんだなぁ。
「明日に向かって撃て」という映画にもなった
実在の強盗、ブッチ・キャシディが身を隠していたらしいよ。
だんだん道幅も狭くなってくるし、
絶壁もあるし、
訳の分からん形の岩も多いし。
ECHO CLIFF この崖はエコーするんですわ。
さっきから奇声が聞こえると思っていたら、皆で声出してたんだな。
勿論私も奇声あげておきましたぜ。
暫く進むと駐車場があって、トレイルコースが始まるのだ。
CASSIDY ARCH TRAIL(キャシディアーチトレイル)
いつもの通り、フラフラと歩き始める事に。
トレイルコースのスタート地点にはトイレがあるので安心して。
但し、手洗い水も無いので、使用後は除菌ジェルをどうぞ。
メッチャ強面の岩に見下ろされてる~。
歯欠けゴリラ。
穴だらけですわ。
侵食によって穴空いたとかいう話はもういいやろ。
雨宿りできそうだし。
そうそう、この辺は夕立、鉄砲水が多いんですわ。
このトレイルコースは干上がった川を歩くルートなので、
雨が降ったらあっという間に水が流れてくるから危険。
ビジターセンターで天気予報確認してから来てね~。
「あ~ん。」
君がお腹いっぱいになるには人間何人必要?
こっちは親ヘビ、子ヘビ。
皆飢えてるな。
地底人まで現れちゃったよ。
って、雨が降ったら半魚人ね。
はい、真面目な景色もありますって。
まぁ、歩いてる人のちっちゃい事。
岩山がデカイんだっつの。
これはねぇ、美味しそうな色だよね~
黒く変色しているのは雨が流れた跡ね。
いよいよ絶壁に挟まれてきましたよ~。
トレイルコースでNarrows(ナローズ)と言われるものは、
両側が高い岩壁で、狭い道を通るコースの総称。
鉄砲水が来たら逃げ場が無いから怖いんですわ。
大玉とかは転がってこないけどね~。
どんどん奥に進んでいくけど、
トレイルコースは、ループじゃない限り
行ったら戻らなきゃならないので、
ある程度で見切りをつけるのも肝心~。
へばりついてる岩とか、
すがりついてる岩とか見ながら引き返すのだ。
車でScenic Driveをもう少し先まで行って、再び砂利道に突入。
CAPITOL GORGE(キャピトルゴージ)
此処も車で駐車場まで行って、
トレイルコースを歩くんですわ。
こんな岩山たち。
って、いきなりこんな看板。
やっぱ落書きが多いんだな~。
岩に落書きしたら$250の罰金よ。
またしても絶壁に囲まれる。
暫く行くと、罰金たち発見。
台無しだっつの。
先住民の絵 いやいや、それは偽物。
本物はこっちにある。
ハイウェイ24号線沿い、
ビジターセンターから東に少し向かった所にある、
Petroglyphes(ペトログリフス) ペトログリフは彫刻ね。
因みにPetrograph(ペトログラフ)は塗料などで描かれたもの。
落書きっぽいけど、1000年以上も前に彫刻されたものらしいよ。
こっちもある。
このクオリティなら、誰でも真似出来そうだな。
先住民の彫刻からちょっと東に行くとあるのがこちら。
Navajo Dome(ナバホドーム)
通称Capitol Dome(キャピトルドーム)と呼ばれているのよ。
これねぇ、いつも市街地で見るCapitol(議事堂)にそっくりの玉ねぎ。
これだけでCapitol Reefに納得したわ。
Reefは岩礁、砂礁とかいう意味ね。
さて、来る時は公園内だと気付かず、
すっ飛ばして来てしまったポイントを見ながら帰るのだ。
ハイウェイ24号線を西に戻ると、
THE CASTLE
お城があったあった。
素敵な城壁もあるし。
続きまして、
THE FLUTED WALL
縦溝だらけってことね。
確かに分割されてる~。
次にトレイルコースになってるこちら。
CHIMNEY ROCK TRAIL
これねぇ、煙突って意味かもしれないけど、
多分縦割れの岩壁が多いトレイルコース。
これは煙突に見えるから良し
最後にこちら。
TWIN ROCKS
全ては此処から始まっていたのだよ。
全く気付かずに、オモロイ道だと思って走ってた。
ぶっちゃけ見どころは、4WDの車じゃなきゃ通れない道があって、
愛車カーリーでは行けないポイントが多く、
実は全く期待していなかったキャピトルリーフ、(おい)
予想外に楽しめたので、あっという間に時間が過ぎてしまったのですよ。
ユタロックスに恋してまっせ。
さてさて、明日は、
ブライスキャニオンに匹敵するくらい期待度が高い、
アーチーズナショナルパークに行きますよ~。
お楽しみに~。