Quiet blaze-静かな火炎

私が私で有る為に無法な表現は型にはまらない「自由な言の葉自由なる心のイラスト」我森羅万象をこよなく愛してLove!

「心の思い288「大切なもの」

2014-06-30 | 心の呟き

「大切なもの」

 

 

 

 

僕の心には崩せない

守るべきものが有る

 

他の人はくだらないと言うだろう

 

しかし僕には壊せないものが有る

 

譲れない拘りが有る

僕にしか解らない拘り

 

人にはそれぞれ

心の底に存在している

 

それを批判できるのか

君は自己のエゴイズムを語らず

 

自分に科した心の中の拘り

失くしたくはない物がある

 

自然の摂理も拘りで成り立っている

それぞれの生き物の生態は拘りと思う

 

拘り捨てれば自然体系が崩れる

何時までも持ち続けたい拘りが有る

 

僕にしか解りえない頑な論理

自己理念と社会的科学的な常識論

 

理論だけでは語れない世界がある

狭間で揺れる僕の心も存在する!

 

 

 

 

 


 


「思いの中287「醜き心」

2014-06-28 | 心の呟き

「醜き心」

 

 

 

些細な事で迷う

 

理性の心は分かっている

 

有るべき姿

 

それでも迷い苦しむ

 

それでも時は刻む

 

無駄な時間を費やしている

 

人間とは愚かな生き物

 

運命変える努力は必要

 

流れに沿うのも必要

 

不安な心は欲心から生まれる

 

無理な望みを絶ち現実を

 

受け入れ寛容であれば

 

苦しみも少ないであろう

 

人それぞれの色は違う

 

考えも違う環境も違う

 

二つと無い自己の生

 

無駄なあがきは醜き心

 

受け入れよう自分の人生を

 

安らかに生きられると思う

 

己の為に・・・

 

 

 

 

 

 


「思いで286「なごり」

2014-06-26 | 心の呟き

「なごり」

 

 

 

油を注ぎライターの火 カチカチと光る

ライターも油きれ灯らない先程の火が

最後の煙草の灯火だった

寒いと煙を吐きながら

 

捜している記憶の其処に

引き出しにマッチ

見た記憶辿り捜している

 

何処だったのだろう

曖昧な記憶

確かに有る引き出し

かき混ぜ捜す何処

 

捜しあぐねて煙草の火も消えた

フイルターまで吸ってむせた

咽て思い出が脳裏に僅か浮かんだ

 

花火・・・・

 

あの子が呟いた言葉

花火にライターは似合わないからと

浴衣の袂から取り出したマッチ箱

おぼろげに思い出が蘇る僅かな覚醒

此処に置いて行くねと笑い言う言葉

 

此れ私の分身の一本と残した線香花火

私と思って寂しくなったら思い出して

 

の言葉だったかな・・・

 

あれから何処に逢わない逢えない

何処かに置き忘れていた心

棚の上に残った夏の残り模様

見つけた線香花火とマッチ

箱の中に一本のマッチ棒

身体を温めるか心を暖めるか

 

迷うのは何故だろう

ストーブに火を灯しその火で

線香花火に火を灯そうと思う

自然な法則であるベストな選択

誰でも考え行動するだろう

 

マッチと線香花火を持って

小雪舞う庭に出た寒くはないと思った

線香花火に一本のマッチ棒

箱に擦り灯る火で線香花火に

命を与えた夏の残された命に

 

パチ・・・パチ・・・と飛ぶ赤い火

雪舞う中で跳ねている綺麗だね

呟いていた・・・傍に誰かが居るように

暖かく感じていた僅かな時

 

雪舞う中で夏の君に逢った

 

綺麗ねと耳元で囁いている

 

何処からか声を聞いた

儚い輝き綺麗だね

吐息と共に呟いていた!

 

 

 

 

 

 

 

 


「思いで285「雪炎」

2014-06-23 | 心の思い時々

                                                                          「雪炎」

 

 

白き草原

春の日差しに

雪が解けてゆく

立ち昇る中に

 

悲しげな君がいた

揺らぎながら招いている

 

魂が抜け出て向う

心に身体が動かず倒れた

伏した顔の冷たさに

呼び戻された

 

一瞬心の時が消えた

君の幻影に囚われた

甘き薫り雪炎に

今の君は誰だったのだろう

 

何故か懐かしく感じた

雪炎寂しく春に移る!