「蝶風に吹かれ」
ふわふわと何処へ行くやら
舞う蝶訪ね歩くは
赤き花から白き花
隠れて休む
木陰の花に
何思う君に似て
一人寂しく羽休め
誰と重ねて思うやら
ふっと心打つ!
「日傘差す 君顔隠し急ぎ行く 誰の許へと 忍び逢う人」
「蝶風に吹かれ」
ふわふわと何処へ行くやら
舞う蝶訪ね歩くは
赤き花から白き花
隠れて休む
木陰の花に
何思う君に似て
一人寂しく羽休め
誰と重ねて思うやら
ふっと心打つ!
「日傘差す 君顔隠し急ぎ行く 誰の許へと 忍び逢う人」
「薄化粧」
湯上りの薄化粧
君の香りに包まれて
開けた襖に君が待つ
グラスに注ぐ泡涼しくも
軽く触れたるグラス二個
飲み干す我に返す微笑み
軽く唇着け呑む君の
潤む瞳が静かな炎
差し出すグラス満たされて
己を忘れ君に酔う
陶酔の中我堕ちる!
「堕落する 君におぼれて我忘れ 一夜の逢瀬 鈴虫知るや」
「時は過ぎて」
悲しみは今も続きて
国を憂いし明日を見る
心ある政治家無なり
政治家と自己保身なり
盲目にして金儲け
名誉求めて国忘れ
誰を守るか官僚なり
真実隠し我が身安泰
哀しき国と成りにけり
真夏の悲劇悔いるべき!
「秘境の夏」
獣道登りきれたら
青い空と緑の大地開く
流れる水は清々と滝と化し
落ちて舞い上がる飛沫が
七色虹を天に描き頭上輝き
未知なる秘境天使が宿り
精霊に触れ浄化する
私の心天なる恵み
地なる楽園五色ヶ原よ
永久に変わらぬ
聖なる弛五色ヶ原に
我が心癒される!
「木漏れ日に 精霊宿り溢れ漏れ 喜び称え 五色ヶ原や」