さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

「ソロモンの偽証 第一部」読破

2013-05-16 22:36:07 | さるみみ文庫2013
「噂の」宮部みゆき作品、あんなに厚いのに3冊もあるなんて信じられない!
図書館で借りても読めるかどうかわからんじゃん!

とか思ってたんだけど、たまたまGWを挟んだので、ちょっと長めに借りられていたこともあり
サボさんも私も読破できたこの「ソロモンの偽証 第一部 事件」
まあ、ホントにいろんな意味で「宮部作品」だわね。

登場人物の多さと書き方の濃さ。
実際この第一部は読破まで1週間かかったわ。最初は登場人物の多さに
カバーの人物相関図を見て確認しながら読み進める、という感じだった。
大きな事件は一つ起こるけど、それだけに終わらずで、
そこから派生する小さな事件が積み重なって
第一部は本当に複雑に「こじれた」感じになって終わった。
分量の割にサクサクと読めたには読めたと思うけど、
第二部、第三部がどうなってくのか、期待しつつも心配もある感じ。

まあ主人公の女子中学生がなんか大人すぎるんじゃないか?とか
思わないでもないけど、今のところは彼女がこれからどう立ち上がって
どんな行動を起こすのか、気になってる。
あと、垣内美奈絵という存在がどういう扱いになっていくのかも気になる。

実は、ソロモンの偽証1~3部とも図書館で予約したんだけど、
第二部がまだ順番待ち500番台。
おそらくこれから1年はかかると思うので、サボさんと考えて
「古本屋で買おう」という話になったところ。
1年もこの人物関係を覚えていられない。かといって新品を買うのも
金額的に厳しい。うーん悩む。
古本屋になかったら、やっぱり定価で買うのか。うーーーーーん。
悩ましいわ。

でもとにかく、作品内に暗く重く立ち込めてる空気は気になるけど
みんな一度読んでみて~。